MF文庫J

機巧少女は傷つかない4 CD(Side-A)付き特装版
著:海冬 レイジ イラスト:るろお

「あきれた!何て腹黒いの!腹黒い変態ね!下腹部が黒光りしてるわね!」
「妙な言い方するな!おまえ貴族のご令嬢だろ!」
「えっ、ライシンさんのフランクフルトは黒光りしてるんですか?」

2010年11月の新刊。4ヶ月振りの新刊。通常版と同時発売。特装版はB6サイズの紙ケースに収録されており、文庫の表紙が特装版仕様になっている。イラストは夜々とシャル。
対して通常版の表紙はいろりで、2種の表紙イラストは合体出来るようになっているんだとか。
通常版の表紙イラストは差分が総扉に収録されてます。

発売順で言うと、コミカライズ1巻の方が先なんだけど、CDのSideのアルファベットの振りがこちらが先なので。
値段は税込み1575円だったので安心しました。

口絵ではベソかきながらプチプチを潰しているデフォルメ夜々が可愛いです。

さて、今回は夜々が拐されて雷真の元から居なくなるというお話。硝子さんは夜々を放棄して、夜々の姉を相棒とするよう指示してくる。
このいろり姉さんが、夜々とはまた方向性の違う和ゴスで素敵です。

雷真と夜々が一緒に居るシーンが少ないので、いつもの変態チックな漫才は少なめ。そのためか、シャルとフレイも何だか様子がおかしくなって参りましたw

雷真とロキはいつまで入院してるんだw
まさか完結まで入院してるんじゃないだろうな……。このままじゃ退院出来る気がしねぇ。

後書きによると、コミカライズでビジュアル初登場のキャラもデザイン自体はるろおさんだそうです。

次は2011年3月。
CDの感想は別で書きます。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A

MF文庫J

緋弾のアリアVII 火と風の円舞(キャスリング・ターン) (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

『キンちゃん、私、斬るよ。絶対うまく切り離すからねっ!』
「あ、ああ」
『斬るよ!斬る!斬る!キンちゃん様のために一刀両断にするぅ-!』

約6ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。サブタイは「キャスリング・ターン」と読みます。劇中でのアリアとレキのコンビネーションを象徴したもの。
表紙は何故かこのタイミングでジャンヌ。初期から居るキャラだけにテンション上がっちゃうけど、今巻だったらココの方が良くね?今後出番あるか分からんし。

さて、今回はレキ編後編といったところか。なのに、ピンナップはお嬢様スタイルの白雪です。何でやねん。いや、凄い可愛いけれども。

東京へと戻る新幹線に仕掛けられた爆弾。武偵高の生徒の力を結集して、これに立ち向かう。
ココのチートの秘密は三つ子だったというオチでしたが、キンジが両手だけで銃弾の軌道を逸らすのは最早チートの域を越えてる気がするw
でも、更なる強敵がじゃんかじゃんか出て来て続いてんだよなぁ、今回。もう、引っ張って終わっても、何の驚きも無いよなw
何かまったりムードだけど、どうせ最後の数ページで怒濤の急展開すんだろ?と思いながら読んでます。

次は2010年12月にⅧ巻『螺旋の天空樹』、2011年3月にⅨ巻『蒼き閃光』です。前者は既に出ていたり。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

MF文庫J,アニメ

「ロウソクの火を消す前に、こいつの生命の灯火を消さないとね♪」

別に太郎の生命の灯火は消えませんが、最終回です。
クリスマス、第二ボランティア部は人々の願い事を叶えるべく、喫茶店やケーキショップのお手伝いをすることに。
原作で読んだ記憶はあるんだけど、前半はオリジナル要素が入ってるような入っていないような……。

何にしても、タツミがメイド服似合い過ぎていて怖い。凄ぇ可愛くて、ああもう僕はどうしたら良いのかと!

最終回に、このエピソードだと、ああやっぱり美緒様がメインヒロインなんだなぁと思ってしまうな。
最後の涙は、はいはい涙腺崩壊涙腺崩壊といった感じで。

あれ、店長や日村さえ出て来たっていうのに、お姉ちゃんとお母さんの出番は……?

総評

そういうわけでMF文庫J原作、紳士の、紳士による、紳士のためのM感覚ラブコメ『えむえむっ!』全12話、これにて終了。やっと視終われたぜ……。

XEBEC制作っていうから、どれだけはっちゃけてくれるのかと期待したんだけど、地上波放送では流石に無理だったか……。
しかし、ルル山は凄い楽しそうでしたw

まぁ、ラノベ原作ラブコメとしてはごくごく無難な出来だったんじゃないかなぁ。エロで勝負出来なかったら、こんなもんかなぁと思う。
美緒様が可愛かったので個人的には、そこそこ満足です。罵られたい踏まれたい。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

えむえむっ!⑤ (MFコミックス アライブシリーズ)
えむえむっ!⑤ (MFコミックス アライブシリーズ)

MF文庫J

魔法少女☆仮免許2 (MF文庫J)
著:冬木 冬樹 イラスト:H2SO4

「和貴の『和』と、私の『涙』をとって」
「お前の名前、一文字だもんな」
「『わなみだ』」
「それは、ない」

約1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『ふぉっくすている? 2本目』と同時発売。帯は繋がります。
コイントスに導かれて、冬木冬樹さん作品3連発です。

さて、今回も連作中編集。今回はホムンクルスの赤の登場を通して、和貴が田辺川と水粂との関わり方を決めていくエピソードとなっている。
今後、口絵でヒロインの小便をフィーチャーするカットは必ず登場するのだろうか。

強敵を何とか退け、一段落かと思いきや、学校サイドに何やら動きがあるようで。

気になるのは田辺川が言っていた九大元素。田辺川はメインが月、サブが火らしいけど、他の元素って何があるんだろうな。月があるなら太陽もありそうだが。
こういうのが俺の中二心をくすぐります。

いやしかし、これはラブコメと言って良いのか違うのか……。
次は2011年4月に『ふぉっくすている? 3本目』。

燃:B 萌:B+ 笑:B 総:A-

シリーズリンク
魔法少女☆仮免許(2010/11)
魔法少女☆仮免許 <3>(2011/06)

著者リンク
ふぉっくすている? 1本目(2010/10)
ふぉっくすている? 2本目(2011/02)

MF文庫J

ふぉっくすている? 2本目 (MF文庫J)
著:冬木 冬樹 イラスト:犬洞 あん

「凪よ。━━体だけはどうにもならんだろう。この胸をふくらますのは私の仕事ではない。『しりこん』とやらの仕事だ」
「それはじゃっかん違うぞ!?」
「『しりこん』は胸を司る神ではないのか?」

約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『魔法少女☆仮免許』1巻からは3ヶ月振り。
『魔法少女☆仮免許』2巻と同時発売。帯は並べると繋がる上に、合同キャンペーン実施。
表紙イラストは良いニーソ。

べっ、別に今潤君が買おうと思ってるから早めに読んでレビュー書いたわけじゃないんだからね!かかか勘違いしないでよね!
※本当に偶然です。

口絵は使い回しがあるものの、ようじょの裸で何だか許せる気がした。
挿絵もブルマだったりニーソだったりで、大変宜しいかと思います。

で、内容ですが、一気にキャラが増えたなぁ、と。ラブコメやっても良いけど、人間の振りをして暮らしてる妖怪達と繰り広げるドタバタコメディって方向性もアリかなぁという気がしてきた。

面白くなりそうな気配はあるのだが、今回も後一歩盛り上がり切れてないかなぁ、と。
早くも姑獲鳥が出て来たのは嬉しかったです。キャラクターとして萌えるかどうかは別として(ぉ
次は2011年4月。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

シリーズリンク
ふぉっくすている? 1本目(2011/10)
ふぉっくすている? 3本目(2011/04)

著者リンク
魔法少女☆仮免許(2010/11)
魔法少女☆仮免許 <2>(2011/02)

MF文庫J,アニメ

「一夏のえっち……」

サブタイの「貴公子」は「ジェントル」と読みます。

さて、そう言えば、一夏が昔何者かに誘拐されたなんてエピソードがあったなぁと思い出すの巻でござる。
完全に忘れてたわ、そんな設定。

で、早速明かされるシャルルの正体。何と、シャルル・デュノアは女の子だったのだ!

知ってた。

いや、原作読んでるからとかじゃなくて、原作の時点でバレバレだったが。まぁ、こういうタイプのは判っていて、敢えてバレるシチュレーションを楽しむもんなんだろうけども。

ネット上ではシャルがえらい人気のようですが、そこまで可愛いか……?箒や鈴を大きく引き離しているとは思えんのだがなぁ。
と言うか、のほほんさんが最強。出番全然無いけどな!

EDには勿論シャルが追加。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫J ゆ 1-2)
IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫J ゆ 1-2)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ!⑤ (MFコミックス アライブシリーズ)
漫画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「変態たちが…俺に力を貸してくれたんだ」
「機械で強引にみんなを変態にしても、それは違う。そんな世界は歪んでいる。そう思って生粋の変態たちが力を貸してくれたんだ……」

表紙はノア。
今回は嵐子転校の危機編とノア登場編を収録。いつも通り、大筋は原作準拠なんですが、店長がシャイニータンバリン持っていてクソ吹いたw
いやいや、そこはマリンタクトをですね……<どうでも良い

あと、『エルシャダイ』。ネタ自体は最近よく見るものだが、1ページ丸々使って模写すんなwwwwww

燃:B- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
えむえむっ! <4>(2010/09)
えむえむっ! <6>(2011/11)

MF文庫J,コミカライズ,ファミ通文庫,漫画,角川スニーカー文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

今月は28日までしかないので、ファミ通文庫は28日が公式発売日。そこに日曜補正がかかって、26日発売。もしかしたら、いつものフライングも合わせて金曜に出ていたのかもしれん。
同様の理由でスニーカーも発売。買うもんなかったけど、HJも出てました。
ブツは、

・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! addon シルバーブレット <2>
・犬とハサミは使いよう
・魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる
・円環少女 ⑬荒れ野の楽園
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! addon シルバーブレット2 (ファミ通文庫)

犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)

魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる (ファミ通文庫)

円環少女   (13〓荒れ野の楽園   (角川スニーカー文庫)

ファミ通文庫では新シリーズ『Zぼーいず/ぷりんせす』『死神少女と1/2アンデッド』『魔術師たちの言想遊戯Ⅰ』をスルー。
今月、新人賞発売月間とは言え、新シリーズ多いな。

『ナイツ・オブ・ザ・フリークス』は3巻で完結か。
『ココロコネクト』はキャンペーンでPVをプレゼントするらしいが、アニメ化フラグかなぁ。

角川スニーカー文庫では新シリーズ『ジュエルガール 1.眠り姫と心の玉座』と『シャドウ・ネゴシエイター 神魔の交渉人』をスルー。
ジュエルガール   1.眠り姫と心の玉座   (角川スニーカー文庫)
シャドウ・ネゴシエイター   神魔の交渉人   (角川スニーカー文庫)

『R-15』のアニメは夏放映だそうで。『ダンタリアン』の方はいつまで企画進行中なんだよw

そしてザスニ休刊という残念なお知らせ。まぁ、ラノベ雑誌でどれが一番ヤヴァいかと言えば、ザスニだったわけだけども。

あとは漫画を色々と。コミックは

・ONE PIECE 巻六十一 “ROMANCE DAWN”
・会長はメイド様! <12>
ONE PIECE 61 (ジャンプコミックス)
会長はメイド様! 12 (花とゆめCOMICS)

の小計2冊。
コミカライズは、

・妖界ナビ・ルナ <7>(特装版)
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <6>
・えむえむっ! <5>
・“文学少女”と恋する詩人
・とある科学の超電磁砲 <06>
妖界ナビ・ルナ(7) 特装版<完> (プレミアムKC)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン ⑥ (フレックスコミックス)えむえむっ!⑤ (MFコミックス アライブシリーズ)“文学少女”と恋する詩人(ポエット) (あすかコミックスDX)とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

の小計5冊の計7冊。

MF文庫J,雑記

多分、1日フライングかと。ブツは、

・ゼロの使い魔20 古深淵の聖地
・ミカヅチ <3>
・喰 -kuu- <2>
・ふぉっくすている? 2本目
・魔法少女☆仮免許 <2>
ゼロの使い魔20 古深淵の聖地 (MF文庫J)
ミカヅチ3 (MF文庫J)喰-kuu-2 (MF文庫J)ふぉっくすている? 2本目 (MF文庫J)魔法少女☆仮免許2 (MF文庫J)

の計5冊。

『ゼロ使』は完結に向けて、ファイナルカウントダウン開始。遂に完結するのか……。

『この中に1人、妹がいる!』3巻はスルーしましたが、何だよ妹生徒会ってw
この中に1人、妹がいる!3 (MF文庫J)

『ダブルアクセス』が3巻で打ち切られたっぽい樋口司さんの新作『カフェとオレの先輩』をスルー。
イラストが京極しんさんなんだけど、『もて?モテ!』はどうなったんだ?
カフェとオレの先輩! (MF文庫J)

新刊は無かったが、『緋弾のアリア』はMBSでも放送予定、『僕は友達が少ない』はドラマCD付き特装版が発売決定。
キャストはそのままアニメ版のキャストに移行しそうな生々しい顔ぶれな気がするw

MF文庫J

魔法少女☆仮免許 (MF文庫J)
著:冬木 冬樹 イラスト:H2SO4

「『お仕置きするのは月の代わりに、ドキドキ高鳴る恋の始まり』でおなじみ、魔法少女☆(キラッ)田辺川涙(たなべがわ・るい)だ」

約3ヶ月の積み。MF文庫J第6回新人賞佳作受賞作。『ふぉっくすている?』と同時受賞という史上初の快挙。
取り敢えずタイトル買いで。タイトルの☆は劇中ので発言を鑑みるに、「キラッ」と発音するのが正しいようです。

イラストは電撃文庫『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』がある意味話題となったH2SO4さん。こういう表記し難かったり、検索しづらいペンネームにする人って何考えてるんだろう。

主人公、和貴(かずたか)は友達以上恋人未満の少女、田辺川涙の秘密=魔法少女☆仮免許であることを知り、彼女の使い魔になることになり……というお話。
表紙で変身後の田辺川が幣みたいなものを持ってるから、また妖怪ネタかと思ったら、特にそんなこともなかったんだぜ。
どっちかっつーと、西洋系。

ちなみに、魔法少女というのは田辺川が自称しているだけで、正確には魔法使いです。

ライトなパッケージングのくせして、中身がそれなりに重いことと、主人公が何かしらの信念を持っているところはGA文庫『かんなぎ家へようこそ!』も含めた3作共通のポイント。
なのに、上手いこと3作とも雰囲気変えてきてんだよなぁ。
これは和貴と田辺川の関係性が良いよね。頻尿って明言されてるヒロインとか初めて見たわw
あと、しつこいくらいに繰り返される会話がクセになりそう。

どうでも良いが、最近、フェンリルって色んなラノベで見る気がするな。ガガガ文庫『RIGHT×LIGHT』とかMF文庫J『喰 -kuu-』とか。

何にせよ、受賞作品3本の中では1番好きです。べ、別に魔法少女だから面白いって思ったわけじゃないんだからね!かかかかかか勘違いしないでよね!
ランクは期待ageで高めにしときます。

次は2011年2月に『ふぉっくすている? 2本目』とこっちの2巻が同時発売で、プレゼント企画もあるとか何とか。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
魔法少女☆仮免許 <2>(2011/02)

著者リンク
かんなぎ家へようこそ!(GA文庫、2010/10)
ふぉっくすている? 1本目(2010/10)
無気力勇者と知りたがり魔王(2012/01)

イラストリンク
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。(電撃文庫、2013/02)
世界で2番目におもしろいライトノベル。(ダッシュエックス文庫、2015/10)

第6回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
変態王子と笑わない猫。(最優秀賞、2010/10)
喰 -kuu-(優秀賞、2010/11)
社会的には死んでも君を!(佳作、2010/11)

MF文庫Jライトノベル新人賞佳作リンク
やってきたよ、ドルイドさん!(第4回、2008/10)
竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(第5回、2009/11)
森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(第8回、2012/10)
ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~(第10回、2014/11)
せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?(第13回、2017/11)