特撮

激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー [DVD]

「やっぱり正義はルックスでジャッジメントすべきだった!」

展開がコメディ全開で吹いたw
まぁ、敵が芋羊羹食って巨大化するくらいだからなぁ。

中盤までのカーレンジャーとオーレンジャーの噛み合わなさが笑える。五色の構成が一緒だから、間違えて味方を殴ったりする。
一時はオーレンジャー&ボーゾックVSカーレンジャー&バラノイアという構図に。これは面白い。
ちなみにバラノイアは残党という形でバラモビルのみ登場。

VSシリーズのお約束、二つの戦隊の戦士が一斉に名乗るシーンは鳥肌モノ。

いやしかし、RVロボの合体格好良いな。五機のマシンが走りながら合体して、ブレーキ掛けて立ち上がるところがイカす。

燃:A 萌:C+ 笑:A 総:A

アニメ,漫画

「イクトは絶対元に戻るニャー!!」

サブタイトルがいつもの『しゅごキャラ!』らしくなく、シリアスさを感じさせる。

以前にアルトのポスターと書いたが、普通に髪型を変えて眼鏡を掛けさせられたイクトでした。何じゃそりゃ。外見を変えさせる意味がよく理解らんが。彼のクラスメイトに何らかの拍子にバレるのを防ぐためだろうか。

専務は謎の少年の存在に気付いたようだが……。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-

しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)

ゲーム

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

ボクたちは天使とよばれていた。

今回はEDを見てからこそが本番と言われるような内容だが、ある程度全ての要素をやり尽くしてから感想を書こうとするといつのことになるか判らんので、EDを見た時点で一度書きます。

確かDSでの発売が発表されたのが2007年。そのときは2008年発売と言われていたが、出るわきゃないと思っていたら、案の定延期。
発売日が決定、2009年3月29日に決定したと思ったら、またもや延期。これも十分予想がついたが、ユーザーだけでなく関係者全体にダメージを与える結果となり、7月11日にようやく発売。
移植作品はともかく、『ドラクエ』の新作は基本的に発売されるまでは特にやりたいと思わないが、攻略wikiを見たら、物凄いやりたくなってネットで叩かれてるのを知ってたけど購入に至った。

今回は携帯機ということもあって通信やどこでもプレイ出来るというところに重点が置かれている作りなわけだが、基本的にはいつも通りの『ドラクエ』だと思う。
ただ、携帯機でわざわざアニメムービーは要らなかったかな。シナリオやアイテム数などに容量を回してほしかった。
主人公は人々を見守る天使であり、訳あって人として様々な人々と関わっていくことになる。
天使という設定を活かすためなのか、どのシナリオも大抵、人の死が絡んでおり、最後は切なさを残すオチを迎えることが多い。勿論、『ドラクエ』なので鬱エンドということはないが。

『ドラクエ』っていうと、勧善懲悪っぽいシナリオが多い気がするが、今回はあんまりそういった要素が無いように思える。ラスボスが完全なる悪じゃないのって初めてなんじゃね?

EDは普通に感動しました。特にクロエお婆ちゃんが石の町を訪れているのが判ったところは大変涙腺にキました。年々涙腺弱くなってきてるな……。
最後は「END」じゃなくて「TO BE CONTINUED」って出たことからもEDが通過点でしかないことが窺える。その後、タイトル画面に戻ることなく普通に始まったしな。
そう言や、主人公の出生の秘密無かったな。

『Ⅸ』のウリと言われていたキャラメイキング。個人的には興味の無い要素だったのでメイキングに時間かかりそうで面倒臭いなぁと思っていたが、各部パーツの種類少なッ!!その少ないパーツの中でも、似たり寄ったりのパーツがあったりして大分ぐんにょり。そのくせ、おふざけ系はちゃんとあるという。
また、キャラメイキングに合わせて、装備品の部位も新たに追加され、ほぼ全ての装備品がグラフィックに反映されるようになった。モロにブルマなブルーガードや二―ソックスはどうかと思うが。大体、あのグラフィックでブルマとかニーソとか出されても反応に困るw

また、Wi-fi配信によって過去シリーズのキャラがリッカの宿屋に遊びに来る。一人目はアリーナで、彼女の装備品をいくつか譲ってくれるのだが、アリーナの服やタイツを男が装備出来るのはどうなんだ……。しかも男がアリーナの服を装備すると何故か胸の膨らみが。パッド疑惑……だと……?

職業は『Ⅲ』と『Ⅶ』のシステムを足して『Ⅷ』のスキルの概念を盛り込んだ感じか。基本職六種、上級職六種だが、今回は上級職の方が絶対的に上ということはなく、一長一短。
一度経験した職業に戻るときに装備品を可能な限り戻してくれるのが嬉しい。

現段階での転職の軌跡をメモしておく。
主人公は最初は強制的に旅芸人。スキルポイントを貯めておいて転職可能になったらすぐさま戦士に転職。しかし、思いのほか早くバトルマスターに転職出来るようになったので、すぐにそちらへ転向。必殺技テンションブーストが恐ろしく便利だったので転職して良かった。
二人目はアイテムゲッター要員として盗賊をチョイス。今作は『Ⅷ』以上に錬金の素材集めが重要となっているし、そうでなくてもアイテムをコレクションするのが好きなので加入。盗賊としてのスキルを極めた後は、より器用さが高く盗むの確率が高いレンジャーに転職。
三人目は回復役として僧侶。賢者に転職可能になるのがラスダン突入可能になってからなので、最後まで僧侶でした。
四人目は魔法使い。完全に魔法使用に特化しているので、通常戦闘でお荷物になるかと不安だったが、『Ⅷ』のゼシカとほぼ同じ方法で運用可能でした。

錬金は『Ⅷ』のシステムを純粋にパワーアップさせた感じ。素材がフィールドにドロップしているため、『Ⅷ』よりも基本的な素材集めは楽か。レシピがちゃんと手に入るのも良い。『Ⅷ』は殆ど手探りだったからな。
あとは錬金釜が持ち運び可能だったら完璧だったんだが。
それと関連して思い出したが、ゴールド銀行が一箇所にしか無いのはかなり不便。

今作は転職を始めとして、『ドラクエ』のお約束が通じなくなっている部分が大分ある。賢者がベホマを覚えないなど誰が予想出来ようか。まぁ、無くてもどうにでもなるようなバランスにちゃんとなっているわけだが。

コレクション要素が豊富なのが嬉しい。戦歴を開くと、集めないといけないものが山盛り表示されていてゾクゾクするw

シナリオが短いと言われているが、確かに寄り道しなければ短いな。寄り道しまくったから六十時間以上かかったけど。
また、宝の地図のボスと戦っていると、ストーリーボスはかなり温く感じるのも事実。

通信要素としてはすれ違い通信が楽しい。クエストの配信はどうなんだろう。最初から入れといてくれと思うんだよなぁ。

セーブデータが一個なのと、ガングロギャル妖精ことサンディが叩かれている二大要因な気がするが、家族で回したりしないので、一個でも何ら問題は無い。その分、取り返しのつかない要素がほぼ皆無なので個人的に嬉しい。
サンディは数時間プレイすれば感覚が麻痺して全く気にならなくなります。

確かに五年待って、この内容だと怒りたくなるのも仕方ないのかもしれない。一番売れているハードで出すというのが決まり事だとしても前作よりもスペックの劣るハードで出すってのはなぁ。まぁ、据え置き機と携帯機を比べるのが無粋かもしれんけど。
Wiiで出すナンバリングタイトルの外伝プロローグ的なものとして出せば良かったんじゃね?

取り敢えず、現段階で言えることは面白過ぎて積み本が溜まるってことだな。

燃:S 萌:C+ 笑:B 総:S-

特撮

「たとえ外道に落ちようとも……!!」

十蔵を始末してこなかった薄皮太夫にブチ切れるドウコク。太夫を庇うシタリ。ライダーを見付けたときは様子見にアヤカシを向かわせてたし、ゴズナグモに脅されて従わされたりと心労が絶えない人だなw

ドウコクはアヤカシ、ユメバクラを呼び、太夫に外道に堕ちた理由を思い出させる。
彼女はかつて愛する者を自分のものにするために外道に堕ちたらしい。元の名前は薄雪(うすゆき)。回想シーンでの人の姿を演じるのは何と朴さん。舞台でもないのに、朴さんの生身の演技が見れるのって結構レアなんじゃ……。

流之介と千明はユメバクラを追って、夢の世界へ。茉子姉さんは太夫と戦闘。ことはは姉さんを追ったので、巨大戦は丈瑠と源太だけで行うことに。二人でダイカイシンケンオーを動かすので相当なモヂカラが必要なのは理解るが、龍折神とかはどっから出て来たんだ。流之介達が持ち歩いてるんじゃないの?

そしてモヂカラを使い果たした丈瑠の前に十蔵が現れて続く。でも万全な状態じゃない丈瑠を倒しても意味無いのでは?

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「でもきっとまた会える。そのときは絶対仲良しになってみせますわ」

ロリ弓子編完結。回想で出て来る更なるロリ弓子が可愛い件。

内容的にはこよみと弓子が美鎖のサポートを受けて、ギバルテスを倒すというもの。
最後の最後で弓子のお尻は映さなくても良かった気がします。

もう六回目なのに作画がヘタレないな。実は結構良質な作品なのか?「よくわからない現代魔法」とか揶揄されてるけど。

それはそうと、姉原家の飼い猫カタマリ可愛いよカタマリ。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A

よくわかる現代魔法―ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法―ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (集英社スーパーダッシュ文庫)

アニメ

NEON GENESIS EVANGELION vol.08 [DVD]

そして全ての子供(チルドレン)達に、ありがとう

弐拾伍話でまさかの心理描写オンリーで、最終回をどんな展開にするのかと思いきや、そのまま内面描写が続いて、シンジが立ち直って終了というまさかのラスト。まあ、事前情報仕入れてたから知ってたんだけど。

冒頭で殆ど尺足りないと明記されたようなもんで、びっくりした。どこまでわざとなんだろうな。演出も心理描写なのか単に作画が間に合わなかったからなのか判り辛い。台本まで出て来たしなw

有り得た他の可能性として、平凡な中学生として過ごすシンジの姿が描かれる。その世界ではアスカは強気な幼馴染みで、レイは陽気な転校生。何だこれ。アスカのキャラクターが現代のニーズにマッチし過ぎていて吹いた。
これがスピンオフ『鋼鉄のガールフレンド』へと続いていくわけだが、何が幸いするか判らんな。

最後は立ち直ったシンジが皆に祝福されて終了。これより先にGA文庫の『らじかるエレメンツ』でネタにされたのを読んでるから、笑ってしまったw

総評
そういうわけで、『新世紀エヴァンゲリオン』テレビシリーズ全弐拾六話、これにて終了。初めて視たいと思ったのが『スパロボα』やった頃くらいだから、六七年経ってようやくか。

要素要素を抜き出してみると、面白いとは思うんだけど、いかんせん情報の秘匿っぷりが酷いというか。もうちょっと理解り易く開示してくれても良かったのではないかと。

あとは、構成がなぁ。シンジが逃げ出してから戻ってくるのが早かったり、カヲル君登場からサクサク話が進んだり。使徒の数をもうちょっと減らして、それぞれエピソードを掘り下げる形にしたらもっと面白くなるのではないかと。
ラスト二話は冒険過ぎるw

最後の決戦は劇場版で語られるそうな。テレビでやってくれたら観るんだけどなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+

らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)
らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ こんふゅーじょん・ぶるう 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

著:築地 俊彦 イラスト:兎塚 エイジ

「クルナ様にはクズって言葉がよく似合います」

約五日の積み。通算四十七冊目。シリーズ第三弾。二年二ヶ月振りの新刊。正直、もう諦めていました。結果的に、一年八ヶ月の延期。発売予定に登場したときは目を疑いましたよ。
プロミスト・ブラック』と同時発売。

表紙はまさかのエステル。あれ、ササヤは……?キャラクターの重要具合で言ったら、エステルの方が優先されるのは理解るが、それだとこの後はフレーラとか新キャラのケーマとかで出番無さそうだな……。

さて、『まぶらほ』の二年B組のノリでお送りする『青』ですが、今回は割とシリアス。記憶喪失の精霊ケーマを拾ったことから、テロリストとして逮捕されそうになってしまうクルナとルーファ。更には殺人の容疑まで着せられて、これまでとは一味違うハードな展開に。
流石にずっと馬鹿やってるわけにはいかんか。

後書きを読んだ感じでは、次で終わってもおかしくない感じだけど……。もうちょっと続いてほしいかな。まぁ、刊行ペースが安定すること前提の希望だが。

ところで、聖カエルレウムなのか聖カエルリウムなのか。表記揺れが激しい。築地さん自身がどっちか判らなくなってそうだ。

次は『クリムゾンS』五巻。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

まぶらほ~じょなんの巻・ご~ (富士見ファンタジア文庫 つ 1-1-17)
まぶらほ~じょなんの巻・ご~ (富士見ファンタジア文庫 つ 1-1-17)

ドラマ,GA文庫

「戦闘系キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

ここにきて、原作一巻のエピソードを下敷きにしたストーリーが。適当なオタク感丸出しの伊波のキャラはどうかと思うが、コメディとしては楽しめた。

で、理解ってた。ニキータさんのキャラがドラマ版の作風に合わないのは理解ってた(´・ω・`)
それでも存在丸ごとカットだなんて……。
ルカとか絶対出て来ないよな……。

そして要さんのスーツ姿がエロい件。

ところで、前回のエピソードってメイド刑事とスケバン刑事が並び立ってたのね。それっぽいなーとは思ってたんだが。元々、『スケバン刑事』を意識した作品だから、これは感慨深いことなんだな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:B+

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

アニメ

NEON GENESIS EVANGELION vol.08 [DVD]

「貴方自身が導いたこの世の終わりなのよ」

ほぼ内面描写オンリー。ひたすら登場人物達の心の内が語られる。
作画も使い回しだったり静止画だったりで、あんだけ盛り上げておいてどうなったの?という流れ。
当時、事前情報無しでこの展開を見た人はさぞや驚いたことだろうな。

今回もアイキャッチA代わりにタイトルコール。

シンジが自分の中に閉じこもっている間に外界では事態が進行しているらしく、ミサトさんとリツコさんが死亡したと推測されるカットが挿入された。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A-

アニメ,トクマノベルスEdge

「早く打撃練習がしたいよ~!」

雪が実家に眠っていたモダンな運動着を持ってきた。まさかのブルマを期待したのは俺だけで良い。

ランニングばかりの基礎練にうんざりした小梅達は人数が揃えば野球らしい練習が出来る筈と九人目探しを本格的に行うことに。
というわけで、いよいよ九人目の野球娘、菊坂胡蝶が加入。原作では鏡子とセットでさくっと加入した彼女だが、アニメでは陸上部に所属しており、それ故の悩みを抱えていた。
一方、小梅の父は娘に変な虫がついたのではと勘繰り、三郎との婚約を切り出そうかと考え始めていた。これも原作では開始時点で既に婚約者になってなかったっけ?
つくづく再構成の仕方が上手いな。

人力車を用いた基礎練は流石J.C.STAFFというクオリティだったけど、あれ、超危なくね?

そして胡蝶の加入により、めでたく九人揃ったわけだが、彼女達のスタミナ不足は深刻で基礎練は今後も続くのでした。みんなのぽかんとした顔が面白かったw

燃:B+ 燃:A+ 笑:B+ 総:A+

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)
大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)