特撮

公開の始まった『超・電王トリロジー』の宣伝番組。たまたまネットで知らなかったら見逃すところだったぜ……。
関東ではこれより前にもう1本宣伝番組があったようだ。

ニュース形式で『電王』の世界観の説明を交えながら、映画を紹介という構成。イマジンの派遣問題とか生々しくて吹いた。

『EPISODE YELLOW』ではディエンドコンプリートフォームが劇場版オリジナルライダーを一気にカメンライドするのね。

燃:B 萌:C 笑:B+ 総:B+

アニメ

「ファッション部のみんなは部活楽しんでるかな?」

今回のゲストは演劇部部長で将来はプロの女優を目指している少女あずさ。演劇部とファッション部、どちらが服飾に関して優れているかで対立。

何故、ななみの妹るみがファッション部に遊びに来てるんだ……。よく入れたな。

そんな折、あずさはコンクールでの優勝を目指すあまり、自分の考えを一方的に部員達に押しつけ、反感を買ってしまう。
そこをコブラージャにつけ込まれ、こころの花がデザトリアン化。

ブロッサムってスカートの下、スパッツなのね。初めて見た気がする。

そして、つぼみの眼鏡とコンタクトの使い分けの基準が判らない……!

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A+

特撮

「9.8秒。それがお前の絶望までのタイムだ」

シュラウドから与えられた新たなるメモリ、〈トライアル〉。これのマキシマムドライヴを使いこなすための試練を課された照井は奮闘するが、目標を達成できない照井をシュラウドは見捨ててしまう。
土壇場で何とかなったから良かったようなものの。
近々、敵に回りそうな気がしないでもないな、この女。

一方、井坂は明確に琉兵衛に敵対。その勢いに乗せられて、冴子もその胸の内を曝け出した。彼女は若菜にも協力か決別かの選択を迫る。

更に、井坂は冴子を道具以上に想っていることを告げる。前回の過去語りだけでも十分な死亡フラグだったのに、とどめですよ、こんなの。

案の定、アクセルトライアルのマキシマムドライヴの前に沈むのだった。メモリブレイクの影響で、全身が生体端子塗れになった井坂は、フィリップ達の運命がシュラウドに仕組まれたものだという言葉を遺して消滅する。
ここで〈ケツァルコアトルス〉も破壊。このメモリはミュージアムの幹部クラスが所持しているメモリと同等の力を持っていたそうな。

ここで井坂が退場するということは、夏の劇場版のウェザー・ドーパントは一体誰なんだ?やっぱりパラレルかな?

燃:A+ 萌:B- 笑:C+ 総:A+

仮面ライダーW(ダブル) マキシマムカウンター トライアルメモリ
仮面ライダーW(ダブル) マキシマムカウンター トライアルメモリ

特撮

「俺達には、やるべきことがある!!」

サブタイトルの「地球」は「ほし」と読みます。
さあ、そういうわけで、ウォースターとの最終決戦です。ドレイクが地上に再び現れ、酸素を奪い尽くそうとする。

根性でダメージを蓄積させていくゴセイジャーだったが、途中でドレイクは自らビービ虫を食べて巨大化。更にインデベーダーも降下してくる。
ここでいきなりミスティック・データスハイパー登場。ミスティックランナーが頭部にドッキングし、プロペラに。凄い合体だな……。と言うか、何故合体出来ると知っていたんだ……。

せめて2話くらい引っ張るかと思われたが、一気にハイパーゴセイグレートでドレイクを大撃破しちゃいました。彼の正式名称は惑星のモンス・ドレイクだったのね。
ブレドランはインデベーダーの爆発に巻き込まれていたが、凄く冷静。
ちょっとアッサリ終わらせ過ぎじゃないかなぁ。せめて主題歌を流すくらいはやってほしかったが。

最後は人々から恐怖の記憶を消去して終了。
次回には早くも新たな敵
の気配が。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ミスティックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ミスティックブラザーセット

アニメ

勇者指令ダグオン DVD BOX 1


「こりゃ俺達の基地だぜ!」

前回、カオス星人と一時的に精神を共有したリュウはサルガッソのことを知る。大規模の宇宙嵐に巻き込まれたサルガッソはシステムに異常をきたし、囚人達の脱走を許してしまったようだ。

エンによるリュウの生態調査はまだ続いていたようで、今度は彼が何処に住んでいるのかを調べることに。どうやら彼は学校で寝泊まりしているらしいことが判るが、その過程でエン達は学校の裏の山の中でダグベースを発見する。
このベースってライナーチームのマシンの発進口にはレールが4本あるんだよな。これはライナーチームにメンバー増員があることを示唆してるよな。

今回は宇宙皇帝アーク星人が差し向けたサルガッソの攻撃円盤ゴソーサーに乗った大量のガードロイドが現れる。

その最中、機獣合体シャドーダグオンが誕生。ダグシャドーの融合合体バンクもフルで見れたのは今回が初めてだな。前回は早回しな上に一部カットされてたし。

最後にアーク星人が宣戦布告してきた。暫くはこいつが首謀者になるのか。
ちなみにアイキャッチBにシャドーダグオンが追加。OPには出てるんだから、最初から出しとけば良いのにと思わないでもない。

燃:A+ 萌:C 笑:C+ 総:A+

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「武装勇者!グレートグランブレイバー!!」

!?

今回はネタバレ全開でいきます。だって、全部伏せなきゃいけなくなるんだもの。

まさかの熱血美少女ロボットアニメ『勇者超人グランブレイバー』#26『覚醒の光』。OPが福山芳樹さんでクソ吹いた。
てっきりCMが明けたら、文乃あたりが「何なのよ、これはぁぁあああああ!」ってツッコミ入れるととばかり思っていたら、最後まで『グランブレイバー』だった件。
ネットに今回のOPと通常のOP映像を合わせた動画があるんだけど、凄ぇ合ってる不思議。
#26ということで、物語は折り返し地点。機械侯爵との決戦の際、敵だったはづき(夏帆)が仲間になり、新たなる合体、グレートグランブレイバーが完成するというベッタベタな展開。しかし、戦艦内の叶絵が見るコンソールに、はづきの駆るビッグバトラーのメーターが追加され、「GREAT GRAND FUSION」が表示される下りなんかは鳥肌もの。

キャラクターの本来の関係性は無視されたキャスティングになってるんだけど、最後のとどめのシーンで文乃の「2回死ねぇぇぇえええええッ!!」が入るのが、これまた格好良い。こんなに格好良い台詞だったんだ……。

監督は誰かと思えば、久城りおんさんか。そのためか、どっかで見たようなカットの割り方とかがあるんだよな。
例えば、グランブレイバーの合体シーンでは『超重神グラヴィオンZwei』のソルグラヴィオンの合神シーンを思い出すし、グレートグランブレイバーの合体シーンでビッグバトラーがパワーアップパーツに分離するカットが『勇者特急マイトガイン』のグレートマイトガイン合体シーンでマイトカイザーが分離するシーンに似てるし、合体後のカット割りが『勇者王ガオガイガー』のジェネシック初登場にそっくりだし。合体直前は弾丸Xだよな。タイトルコールも『勇者王』っぽかった。他にも色々ありそう。
美少女の力でロボットがパワーアップするのは『トランスフォーマー キスぷれ』ですね、分かります。
ていうか、制作にサンライズ関わってるんだなw

EDは三重野瞳さんとか鉄板過ぎる。
次回予告はいつも通り。ここでようやく千世達が制作したアニメであることが判る。
正直、本編よりも面白かったです。来週は『グランブレイバー』#27が視たいなぁw

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

迷い猫オーバーラン! 1 (ジャンプコミックス)
迷い猫オーバーラン! 1 (ジャンプコミックス)

アニメ

ゼーガペイン FILE.03 [DVD]

「そう、告白するのはいつも私の方」

滅びた世界の方が現実だと知らされたキョウ。突き付けられた真実に戸惑いながらも、カミナギの前では何でもない風を装うが、逆にカミナギの目には痛々しく映ってしまう。
ああもう、カミナギ可愛いよカミナギ!

一方、オケアノス所属となったクリスとアークはゼーガペイン・フリスベルグで出撃するが、戦闘中、アークに異変が。右眼がちゃんと構成されていないようだが、サーバーに記録されているデータに欠損があるとかだろうか。

ちなみに前回の戦闘でガルズオルムにゼーガのデータを奪われたそうです。ガルズオルム側にもゼーガペインが登場するんだろうか。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

映画,特撮

「それでも、もう一度会いたいと思った」

はじめに

去年の年末に『MOVIE大戦』を観たことで調子づいた俺は今後気になる映画には足を運ぶことを決意したわけだが、決意した途端、近場で上映してくれないワナ。今回は特殊な上映形態だからなんだろうけど。

というわけで、わざわざ高の原まで行って参りました。映画観に行くために遠出するだけで、メチャンコアクティブな気がするぜ!

公開初日に行くとか、かなりのパワープレイではないかとヒヤヒヤしていたら、ガラッガラでした。ネット予約する必要無かったな。

親子連れの多いこと多いこと。そりゃそうかwwwwwww
でも、ちびっこは現行の『ダブル』に夢中で『電王』のことは忘れてるかと思ったが。まぁ、幼年雑誌がフォローしてるから大丈夫なのか。後は何も知らない親御さんが仮面ライダーというだけで連れてきたとか。
むしろ意外だったのは腐女子の方々が見られなかったこと。もっと遅い時間に来るのかな。俺が観たのは13時25分上映開始でしたが。

本編上映前には今後公開される映画の宣伝があるけど、どれも面白そうに見えるから困る。特に『トイ・ストーリー3』と『借りぐらしのアリエッティ』。『アリエッティ』は凄ぇ同人誌が出そうな気配を感じ取りましたが。

夏の劇場版

毎年恒例の夏の映画情報。本編上映後に流すかと思ったが。先に細かいこと書くと、いつまでたっても本編の感想に辿り着かなそうなので、後に回します。

概要

『超・電王』シリーズ第2弾は2週間毎に作品を公開していき、最終的には一つの映画館で3本の『電王』が同時に観れる状態になるという映画史上初の公開形態。そういうことするから、上映出来る映画館が限られちゃうんだよ……。

1本目は侑斗と愛理さんの関係性にスポットを当てた『EPISODE RED ゼロのスタートゥインクル』。タイトル長ぇよw
シネマのディスプレイには『超・電王トリロジー』って略されてました。6/5以降はどうすんだ……。

テレビシリーズでは桜井さんが消えた後、2人の関係がどうなったか描かれなかったけど、面白いところにスポットを当ててきたと思います。お姉ちゃんが登場するのは『さらば仮面ライダー電王』以来だっけ。

オープニング

映像はどうも3作品共通臭いな。

消えた桜井さん

テレビシリーズの復習として、最初に侑斗、桜井さん、愛理さんの関係性を簡単に説明。愛理さんの視線は消えた桜井さんが立っていた位置に向いているし、侑斗の視線は愛理さんに向いているしで切ねぇ。

ミルクディッパーリニューアル

リニューアルすること自体は構わんとして、物語として何か意味があったんだろうか……。最後にリニューアルオープンするわけでもなく。

縮んだ良太郎が普通にリニューアルを手伝ってるんだけど、愛理さんはどう思ってるんだろう……。「ちっちゃくなっちゃった良ちゃん可愛いわ」くらいにしか思ってなさそうだがw

暴走デンライナー

デンライナーに侵入したピギーズイマジンが2010年1月のチケットをデンバードにセットしたため、デンライナーは暴走状態に。日付が指定されていなかったため、1月を彷徨う羽目に。行き先が不確かなチケットで暴走するって設定はちゃんとテレビシリーズからあるんだな。感想見返していて気付いた。

ピギーズがそんなチケットを何処で入手したのかが激しく気になるが、多分『超・電王』シリーズが完結しても、謎のまま終わるんだろうなぁ。

暴走が激しくなると、イマジン達と通常の時間に居る良太郎の接続が完全に切れてしまうそうで。

ピギーズイマジン

名前だけ見たときは差分変化で3体登場するのかと思っていたが、実際は1体で、両肩に付いている豚の顔がそれぞれ意思を持っているという劣化版クライマックスフォームみたいなヤツでした。
ちゃんと、てんこ盛り絡みで、しっかりイジられるという隙の無さ。

こいつの目的はデンライナーが暴走している隙を突いて、過去へと跳び、契約者になり変わって人生を送ろうというもの。曖昧な存在であるイマジンだからこそ、自分の人生を持ちたいと思うのかもしれん。

イマジンのギミック説明のシーンでは懐かしのアントホッパーイマジンが登場。どういうチョイスなんだと思ったけど、よく考えたら、こいつってゼロノスが目立ったテレビシリーズ31、32話の敵なんだよな。偶然ってことはないよな……?

菊地 宏

ピギーズの契約者。愛理さんに一目惚れし、彼女の前に格好良く立つことを望む。最後まで良いとこ無しのヘタレでした。

この人、『カブト』にネイティブの立川役で出演していたらしい。全然憶えてねぇや!(ぉ

僕に釣られてみる?

今回の電王初変身はロッドフォームということでテンション上がるが、威勢の良いのは最初だけで、苦戦、挙句デネブに助けられ、ピギーズには逃げられるという散々な結果に。ウラ……(´・ω・`)

プラットフォーム

モモさん達との接続が切れたため、プラットフォームでピギーズに立ち向かう良太郎。プラットフォームのまま動き回るシーンって、あんまりなかったと思うし、貴重か。

侑斗と愛理の物語

本作はあくまでも2人の物語がメインで、戦闘は作劇場必要な最低限のものしか入れませんでしたという印象。キャストクレジットも侑斗が一番最初だったしな。
ガチでラブストーリーなため、戦闘が終わると、すぐちびっ子達がざわざわし出す。うん、明らかに対象年齢高めだと思うんだ。

にしても、愛理さんのヒロインっぷりがパネェです。ってか、この人って電王とかのこと全部知ってんだっけ?桜井さんのことを憶えているのは設定的におかしい気がするけど、こまけぇこたぁいいんだよ!

オーナーのメジャー

デンライナー内の様々な部分を計測していたが、今回は一切関係無いという。ウラだったかも言っていたけど、後の2本への伏線なんだろうか。

いつも通りの人々

侑斗と愛理さんのシーン以外は大体いつも通りのコメディテイスト。ソードフォームがピギーズをボコるシーンとかモモさんがイキイキし過ぎていて笑ってしまうわ。

出番の無い人々

アックスフォームとガンフォームは出番無し。また、幸太郎とテディ、ジークも未登場。他のEPISODEでは登場するそうだが。
ウィキペディアには超クライマックスフォームは登場しないって書いてあったけど、マジですか……?

最後に……

『EPISODE BLUE』と『EPISODE YELLOW』の予告が。次は『EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』。

まとめ

そういうわけで、『ゼロのスタートゥインクル』でした。人間ドラマに重点を置いて、戦闘が少ないのは良いとしても、ピギーズのとどめはゼロノスにやってほしかった。あと、決め台詞が無かったのも残念か。

とはいえ、侑斗と愛理さんの関係を一歩進めたのは大きく評価したい。2人には是非幸せになってほしいな。障害多そうだけど。そもそも侑斗って別の時間の人間だしなぁ。

『仮面ライダーダブルFOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』

僅かな映像だけで、wktkする要素がいっぱい。まずオリジナルライダーは2人っぽい。更に、ダブルジョーカージョーカーらしき姿も。
また、ナスカ・ドーパントが登場確定。ウェザーが居るってことは36では死なないってことか。まぁ、パラレルの可能性があるけど。

AからZまでの26個の次世代ガイアメモリとかフィリップの母の面影とか楽しみ過ぎるわ。でも、ここで母親の話が出て来るということはシュラウドは園咲母ではないのか?

『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』

ウォースターが逆襲にやって来るらしいぞ。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

反復リンク
2回目

シリーズリンク
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(2009/05)
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル(2010/06)

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010(2009/12)

MF文庫J,ハヤカワ文庫JA,雑記

ハヤカワ文庫は21日発売ってネットに書いてあるんだけど、例の会社近くの書店で聞いたら、ネットの情報は東京基準でこっちは22日発売って言われました。21日はもういいかと思って、行きつけの書店へは行かなかったんだけど、出てたんだろうか。

MFの方は1日フライングすると、24日月曜日。そこから日曜補正が働いて土曜になったと思われ。

今回は『超・仮面ライダー電王』の映画を観るために、高の原のワーナーマイカルズシネマまで出掛けていたので、イオン高の原ショッピングセンター内の未来屋書店というところで購入しました。ブツは、

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅢ
・かぐや魔王式! 第7式
・ミカヅチ <2>
ザ・ジャグル 3―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-3)

かぐや魔王式! 第7式 (MF文庫 J) (MF文庫 J つ 1-19)
ミカヅチ 2 (MF文庫 J) (MF文庫 J さ 3-12)

の計3冊。MFが2冊だけ……だと……?

MFでは新シリーズ『神なる姫のイノセンス』と『げーまに。』を特にビビっとこなかったのでスルー。
神なる姫のイノセンス (MF文庫 J) (MF文庫 J か 10-1)
げーまに。(MF文庫J)

来月の新刊で気になるのは、まず森田さんの新作『不堕落なルイシュ』。やはり『桜木メルトの恋禁術』は1巻打ち切りだったか……(´・ω・`)
それから、瑞智士記さんがMFに『星刻の竜騎士』で殴り込み。新作は上述のものも含めて、4本か。全部、粗筋とイラスト次第かなぁ。そろそろ森田さんの作品を作家買いするのは難しくなってきた。
あとは『IS』の新刊がちゃんと出そうで安心しました。

ガガガ文庫

ラブコメ禁止ですの! (ガガガ文庫)

著:一柳 凪 イラスト:シロガネ ヒナ

「ラブコメの形は、ひとつではないんスね……」
「左様。人の心の数だけ存在するのです」

約4日の積み。ガガガ文庫。『リバース・ブラッド』を6巻で完結させた一柳さんが、今度はラブコメに挑戦。イラストはMF文庫J『鳳凰堂みりあは働かない!』でお馴染みのシロガネさん。

ラブコメ命の主人公、時雄が入学した芙蓉学園では何と生徒会長の権限で、あらゆるラブコメ行為が禁止されていた。そんな中、時雄は奇妙な恋愛実験に巻き込まれながらも、ラブコメのある日常を模索していく……という話。

恋愛が禁止されている学園と言えば、ファミ通文庫『恋愛極刑ハイスクール』を思い出すわけだが。

一柳さんのことだから、きっと斜め上な内容に違いないと思っていたんだが、全然そんなことなかった。
全体から漂う雰囲気はラブコメ大好きMF文庫のノリなんだが、頻繁に放り込まれるパロディネタが面白い。いちいちパロディの設定が細かいんだよな。

最後は早くもハーレム化の気配だが、果たしてメインヒロインは一体誰なのか。取り敢えずは様子見かなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

リバース・ブラッド 6 (ガガガ文庫)
リバース・ブラッド 6 (ガガガ文庫)