電撃文庫

アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「僕たちはお互い、この世界でクイーンを━━最愛の人を失った。負けが決まったチェス盤はひっくり返してやり直すしかないんだ」

表紙は奏っちゃん。もう描き下ろしかどうか、判断がつかねぇ……。俺の妄想表紙は環緒さんかな。

さて、環緒さんに会えたことで色々と謎が解明し始める。ややこいしいのは相変わらず。それはともかく、何故か髪型変えてる操緒可愛いよ操緒。

環緒さんを狙って現れる真日和とピカソ仮面。使い魔と元演操者の圧倒的な力に苦戦を強いられる智春達。機巧魔神を喚べる場所は限られてるから、一度追い込まれると厳しい。
何とか彼等からは逃げることに成功するが、鳴桜邸まで帰ってきたところで、目の前で自宅が爆破されてしまうのだった。
それ見て、「た~まや~♪」とか言う環緒さんが鬼畜過ぎるw

二巡目の世界でサエキ・エレクトロニクス工業が買収した苑宮マイクロディスクという会社。和葉に主人公がバトンタッチした後に、何かしら絡んでくるんだろうか……。

で、智春が幽霊憑きになったギミックが説明される。当時、《黑鐵》の演操者は他に居たため、智春は演操者にならず、操緒の射影体だけが現れた。このときは冬琉会長が演操者だったのかな。
とすると、もしかして咲華もまた、既に登場済の機巧魔神の祭壇によって射影体化したのだろうか。

本性を現す炫部長と冬琉会長。直貴は殺され、《鋼》は奪われてしまう。
誕生する新たな魔神相剋者。次々と仲間達が倒れていく、このどうにもならない感が凄い。

そして《鋼》の力の暴走に巻き込まれた智春が目覚めたとき、そこは全ての始まり、一巡目の世界だった。
盛り上がって参りました。

後書きでは前巻の予告通りにクリスマスまで到達出来なかったお詫びにクリスマスのときには、ともはさんにミニスカサンタコスをさせると言っているが、そんないいもん無かったじゃん!!
萌えに脱線してられるような状態じゃなかったのは理解るけど。

未だ本編で出番の無いあの人ってのはやっぱり和葉か。
電撃文庫MAGAZINEの紙ラジオは本編で足りない萌え成分を補うと書いてあるけど、あれ、そんな企画だったっけ……?

ところで、この前、アニメ最終話を視返していて思ったんだけど、六夏会長は姫笹さんの病気が進行しちゃうから解放しない方が良いって言ったけど、一巡目のものが全て非在化するなら、《翠晶》の中に封印されたまんまいた場合、姫笹さん消えちゃうんじゃね?

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

MF文庫J

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)

著:田口 一 イラスト:をん

「━━私は、『売れる』本も『売れない』本も、『良い』とされる本も『悪い』とされる本も取り扱い、全国の書店さまに販売していただく。なぜだかわかるか」
「え、ええと……なぜでしょうか……?」
「本の価値を決めるのは私たちではない。読者だからだ」
「━━だからな、華撫(かなで)。お前がどの本を愛読しようと、私は誇りに思うこともなければ、恥に思うこともない。お前が読んだ本の価値は、お前自身にしか決められないのだ」
「じゃあ、わたくしは……恥ずかしがらなくてもよいと……?」
「読んだ本が好きになったのなら、その気持ちに自信を持て」

約二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は制服の下にスク水を着こんだ萌花さん。本編と全然関係無いイメージイラストだよ!
前巻から思っていたが、ゼッケン付ける位置おかしくねぇか……?

さて第二巻。二巻の原稿を執筆するために、夏休みを利用してカンヅメを敢行する孝一と萌花さん。ここに一巻では殆ど触りだけだった二人のサブヒロイン、風見鶏さんと姫さんを加えてストーリーが展開するのかと思いきや、一気に二人ヒロイン増えたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??

今回は作る話であると同時に、売る話でもある。ということで、ラノベ専門店の娘さん、本谷(もとや)さんと大手取次会社の娘、華撫さんが登場。
そう、売るという部分にかなりウエイトが置かれており、版元と取次と書店の関係性が説明されていたり、売り場面積でどーのこーのといった耳が痛くなるような話までわんさか。
勿論、フィクションなので脚色は入っているだろうが、これは勉強になる。
ただ、配本指令室での配本数決定のシーンはやんちゃ過ぎて腹筋割れるかと思った。途中から『エヴァンゲリオン』じゃねーかw

ラノベ専門店ノベラーズRUNでは十年以上前の作品や一般文芸に進出した作家さんの作品、更に題材になり易いSFや科学の本まで取り揃えられているらしい。

ここで働きてぇええええええええええ

ええええええ!!!!

一巻と同様、章扉には架空のラノベ紹介が。「ぱん×ぶら」が読みた過ぎる件。

いやしかし、これは面白い。ラブコメというオブラートが掛けられているけど、出版業界の流通にスポットを当てる素晴らしい作品だと思う。
正直、二巻でブレーキ踏んだら嫌だなぁと思っていたんだが、ブレーキどころか更にアクセルがかかった感じ。Sランクも夢じゃなくなってきた。

最後は三巻へと続いてます。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

MF文庫J

IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)

著:弓弦 イズル イラスト:okiura

「えええっ!あ、あの隊長に、好きな……男!?」
「私は織斑教官を本気で好きなのだとばかり……!」
「そうだろう、そうだろう。私もそう思っていた。しかし、だな、あの隊長が、あの、隊長がだぞ?『お、男の気を引くにはどうしたらいい……?』と言ったんだ!」
「「「きゃぁああ~っ!」」」
「だから私は真摯に教えた!日本では気に入った相手を『自分の嫁にする』という風習があるということを!」
「さすが副隊長!日本に詳しい!」
「当然だ。私は伊達や酔狂で日本の少女漫画を愛読しているわけではない!」
「か、かっこいい……!」
「そんなかっこいい副隊長が好きです!」
「でも、可愛くなった隊長はもっと好きです!」

何なんだw
約二週間半の積み。一ヶ月の延期を経て、四ヶ月振りの新刊。表紙は順当に鈴。相変わらず格好良い表紙だ。本編で殆ど活躍どころないけど。
帯を外すと、当然のようにぱんつが見えますが、格好良さの方に目が行って最初気付かんかった。
今巻からモノクロページにキャラクター紹介が付きました。

さあ、夏×海×バトル!ということで、水着回です。口絵ではヒロイン勢の水着姿が眩しい。はいはい、スク水に期待した俺の負け。って言うか、スク水は色物じゃないやい!

前半は水着と箒以外のヒロインとのベッタベタなラブコメ展開で、各ヒロインを満遍なく目立たせる展開かと思いきや、後半で箒の専用機『紅椿(あかつばき)』が登場し、全部持っていかれましたw
戦闘要員としてもヒロインとしても活躍とはズルイな。流石幼馴染みといったところか
でも人気があるのはセシリアだそうで。何でだろう。

ISが開発されたことにより、世間には一気に女尊男卑の風潮が浸透したんだとか。一夏は特殊な環境とスペックの高さでモテモテだけど、低スペック男子にとっては生き難そうな世の中だぜ……。

今回は箒の姉で、ISの開発者でもある束(たばね)お姉さんが本格的に登場したけど、何かラスボス気配を漂わせ始めたな……。
一夏の専用機、『白式』にもまだまだ秘密がありそうだし、これは話を広げにかかってきたか。

ところで、一夏のクラスメイトの名も無き、のほほんさんが気になります。出番増えねぇかなぁ。

次は夏休み後半戦、ヒロイン視点で綴られるそうです。それはつまり短編集ということか?
表紙はシャルかなぁ。
ランクは期待ageでワンランクアップにしときます。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

アニメ,漫画

「落し物は持ち主のところに帰るべきよ、アルファ」

夏祭り回。サブタイトルの「血斗」は「マツリ」と読みます。浴衣姿の美少女とは良いものですなぁ、と見せかけて智樹の知らないところでイカロスとニンフが超シリアスモードに。ニンフはイカロスのメモリープロテクトだけを解除したが、何故か感情のプロテクトまで解除されてしまう。

感情を得たイカロスは智樹の優しさに涙を流すのだった。

そんなシリアス展開だったのに、EDがガチでおふざけで吹いた。七人が併走している絵面がシュール過ぎるw

ところで、夜店のおっちゃんは『そらおと』の前に水無月すぅさんがエースで連載していた『JUDAS』からのパロディキャラクターらしい。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)
そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)

コミカライズ,トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記,GA文庫

年末に届いた古本一番の五百円券を使おうと思ったんですが、いざ店に行ってみると、見事に買おうかなと思わせるものが無いワナ。
ラノベが無いなら、一般だ!と京極さんや米澤穂信さんの本を探したんだけど、欲しいものは見付からず。
漫画を買うのも何だかなぁ、小説にしたって五百円券を使うためだけに積み本増やすのもいかがなものかと思い、手ぶらで撤収しました(´・ω・`)


注文していたものも含むあれこれを買ってきました。

・大正野球娘。 <3>
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>
大正野球娘。 3 (リュウコミックス)神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 4 (Flex Comix)

の二冊と、注文していた、

・“文学少女”見習いの、傷心。(DVD付特装版)
DVD付特装版
を確保。
おお、別にコメントすることが無い!w

アニメ,電撃文庫

「やめようよ、もう夜だよ!カラーギャングに殺されちゃうよ!」

電撃文庫原作の、歪んだ恋の物語がアニメ化。Gファンタジーでコミカライズした時点で判りきっていたメディアミックス。
原作者成田良悟さんの作品は既に『バッカーノ!』がアニメ化されており、それと同じスタッフでのアニメ化ということで期待せざるを得ない。ただ、原作未読者を置いてけぼりにする可能性があるのが怖いところ。

最近のアニメには珍しくアバン無しで、いきなりOP。OPがキャラ紹介になっているのは『バッカーノ!』と同じ。キャラがどんどんスイッチしていくのが格好良い
美香だけ紹介はされているけど、名前が出ていない。正体が判明してから名前が入ると思われ。
絵は結構ヤスダスズヒトさんの絵に近いか。
この後、CMを挟まずに直接本編、下に提供のテロップが入る。ここでCMが無い分、A,Bパート間と、本編後のCMがやたらと長い。バランス悪い気がするけどなぁ。

本編は素直に原作一巻の序盤からスタート。ただ、誠二のシーンはカットされていた。
今回は帝人が正臣に池袋を案内される形で人物紹介。
狩沢と遊馬崎が『狼と香辛料』のホロの等身大ポップを運んでいて吹いた。普通に道端に客引きとして立ててあっただけかと思ったら、運んでんのかよ!
また、池袋のビル壁にスクリーンには『バッカーノ!』が映っていたし、電撃ネタをがっつりやってくれるのか思ったけど、よく考えたら、単にブレインズ・ベース繋がりで出せるだけなのか。
池袋ウエストゲートパークって言って良いの?

原作で度々使われるチャットのシーンは文字と音声で表現。各シーンの補足説明みたいな感じでちょっとずつ挿入するって手法は上手いと思う。

見せ方も含む演出は面白いと思うんだけど、いかんせん話が面白くない気がする。雰囲気が好きな人は凄いツボに入りそうだけど。
正臣のギャグって映像で見ると、更にサムいな。
まぁ、まだ杏里も臨也も静雄も新羅もまともに出て来てないし。決めつけるのは早計だろうけど。
というか、セルティが絡む会話シーンどうすんだろ。

こちらでも『れでぃ×ばと!』の文庫CMが流れているんですが、規制入ってて吹いた。
CMに規制ってwwwwwww
具体的には胸の揺れが無くっているのと、胸部分がハートマークで隠されているところ。KBS京都では普通に流れてたのに……。

燃:C+ 萌:C+ 笑:C+ 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

角川スニーカー文庫

ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション (角川スニーカー文庫)

著:青田 八葉(やつば) イラスト:連

「ふふん。二人とも、もう高校生なのだ。永遠ロリの私の敵ではないのだ。にゅふふふふ」

約一ヶ月一週間半の積み。第14回スニーカー大賞優秀賞受賞作品。タイトルがびびっときたので購入。
イラストはガガガ文庫の『突撃彗少女マリア』でお馴染みの連さん。

主人公一人に対して、ヒロインは三人。更に、ちょっと不思議要素あり。これこそMF文庫Jラブコメテンプレート。
スニーカーで素直にラブコメメインの作品ってあんまりないんじゃね?俺の中で『北条恋歌』は素直じゃないです。

彼女ができても長続きしない主人公、隆はおまじないに頼る。すると、ウサギと名乗るロリが現れ、運命の恋人と結ばれる手伝いをしてくれるという。
その運命の恋人を選ぶ方法というのは自分がそうだと思った相手とキスをして、二十四時間、他の恋人候補とキスをしない、というもの。
当然、候補とキスしちゃって、なかなか選べない、という流れ。不思議設定は完全にラブコメを展開させるためのおまけです。

恋人候補はみんな個性的で、特に年上のまかみさん良いなと思っていたら、強烈なヤンデレだったワナ。

テンポ良くて、さくさくと読めました。がっつり楽しめるわけではなく、さらさらーっと流せるところがいかにもMFラブコメといった感じ。
一巻と書いてあるだけあって、問題が解決するどころか、もっとややこしくなって終了。
次は三月だっけ。続投。

燃:B- 萌:B+ 笑:B 総:B+

スニーカー大賞優秀賞リンク
パンツあたためますか?(第22回春、2017/08)

突撃彗少女マリア (ガガガ文庫)
突撃彗少女マリア (ガガガ文庫)

雑記,電撃文庫

今回は書くことが多くなりそうです。


今月は10日が日曜なので、9日が公式発売日。土曜補正と1日フライングで7日発売ってところか。ブツは、

・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤
・らぶちゅー! -ボクが女教師!?-
・藍坂素敵な症候群

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)らぶちゅー!―ボクが女教師!? (電撃文庫)藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

の計三冊。新シリーズが六本もあったけど、作家買いの二本以外軒並スルー。電撃が三冊とは。今月は不作ですね。
それから、いつもの、

・アスラクライン⑩ 科學部カイメツ(新装カバー)
アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
を買ってきました。後一冊!
以前言っていたビーンズ文庫『アリアではじまる聖譚曲』はブツ自体はあったんですが、初版じゃなかったので、スルーしました。今度、古本市場に行くので、そのとき探してみて、無かったら新品で買います。

一月開始のラノベ原作アニメって、『デュラララ!!』『バカテス』『刀語』だけだったっけ?他にもあった気が……と思っていたら、『れでぃ×ばと!』だった。全く思いだせんかったw
『デュラララ!!』のコミカライズ一巻の表紙を見ると、どうも二巻と合体するみたいなんだけど、なんか二巻で終わりそうじゃね?
『オオカミさん』はいきなりアニメ化決定。電撃大王でのコミカライズ企画も進行中だそうで。だから、他のメディアミックスをすっ飛ばして、いきなりアニメ化決定するパターンとジワジワ展開していくパターンの違いが判らない……!
いやしかし、これで益々『先輩とぼく』の発売が遠のいたなw

れでぃ×ばと!〈10〉 (電撃文庫)デュラララ!!×7 (電撃文庫)オオカミさんとおかしな家の住人たち (電撃文庫)

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はドラマCD発売決定。キャスト生々しいなw
年内にアニメ化発表ですね、分かります。
文庫最新刊の粗筋が『禁書目録』みたいになっていて吹いたw

メディアワークス文庫は殆どの作品に書き下ろしマークが付いている中、『夜魔 -怪-』だけが新作と書かれています。違いがよく判らない……!文庫落ちということなんだろうか……。

不作とか言ったら、来月は七冊とかになりそうですw

ゲーマガをぱらぱらっと見ると、描き下ろしイラスト、旧スク縞ニーソサンタコスのコーティが。ってどんな組み合わせだよ!流石にイラスト一枚だけで雑誌買う根性は無かったのでスルーしました。
きっとビジュアルファンブック第二弾を出してくれる筈!若しくは、『ガンダムOOP』みたいな感じで『エイフォニック・ソングバード』を各方面で描き下ろされたイラストを収録したムックで出してくれれば良いんですよ。


たまたま第14回電撃大賞小説大賞部門二次通過作品リストを見ていたら、スーパーダッシュから『スイーツ!』でデビューしたしなな泰之さんの名前が。応募タイトルは「魔法少女パンツレス鮫島」。これは読んでみたいwwwwwwwww

某感想サイトで知ったんだけど、『銃姫』ってパルメニアシリーズの時代から見た神話の時代の物語だったらしいね。何……だと……?確かに、最後にアンゲリオン星教会みたいなの出て来てたな。高殿さん、どこまで考えてんだ……。凄ぇな、おい。


何か色々ビッグタイトルの新作が動き出しましたね。
『けいおん!』は二期制作決定だそうで。ぐぅ、視なきゃならんなぁ……。

『コードギアス』は新コミカライズが正史らしいから、コミックス出たら買おうかなと思っていたら、早くも新作アニメまで制作決定しちゃいましたよ。
まさか、がっつりルル様とスザクがメインだというのか……?

『絶対可憐チルドレン』は中学生編がOVA化だそうで。良かった、テレビ放送じゃなくて……。

ガガガ文庫

ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)
著:日日日 イラスト:左

『特殊イベント/全・裸・集・会!恥辱の入学式』が発生しました。

約三週間の積み。遂にガガガ文庫にまで日日日さんが登場です。この人、後書きでよく気取ってるからあんまり好きじゃないんだけど、何故かぼちぼち作品読んでる不思議。それでも、今までは買ったことなかったんだけど、粗筋に釣られたクマー

取り敢えず口絵に電撃文庫MAGAZINEVol.7の表紙が出て来てビックリした。多分、左さんが絵を描くときに手近にあった見本誌でも参考にしたんだろうなぁ。タイトルは電撃の部分がGGGになっています。
まさか、こんなところで操緒と奏っちゃんを見ることになるとは……。

新作はさらっと概要を書くんだけど、これ何て書けば良いんだ……orz
とんがったラブコメととれなくもないが、うーん……。神話とかも出て来て、もう何が何だか。

日日日さんの作品って何だか好きになれない。けど、悔しい、感じちゃう!みたいな感じで面白いかなーと思ったけど、別にそこまでは面白くなかったんだぜ。
全方位に安定して、そこそこのクオリティなんだけど、全部そこそこで決定打に欠けるというか。

サクサク読めるんだけど、何だか期待した方向の面白さではないというか。お兄ちゃん大好きなささみさんが送る駄目人間ライフとか、そんな感じかと思ってたんだけどな。

一応、続刊らしいので様子見かなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

アニメリンク
ささみさん@がんばらない 第一話「明日からがんばる」

著者リンク
狂乱家族日記 壱さつめ(ファミ通文庫、2005/06)
さくらコンタクト route B 真智ありす(このライトノベルがすごい!文庫、2014/04)

イラストリンク
多摩湖さんと黄鶏くん(電撃文庫、2010/07)

 

スーパーダッシュ文庫

ぱんつぁのーと〈2〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:月見里 一 イラスト:魚

「ある日おねしょをして泣く姫からパンツを脱がしたとき、俺は天啓を受けた!」
「……?」
「俺は女の子の股間よりパンツに興奮するのだと!!」
「へ、変態ですか!?」
「変態などではないっ!!変態とは変態性欲の事だ!興奮しても性欲のはけ口しなければそれは変態などではないのだっ!」

約四ヶ月二週間の積み。四ヶ月振りの新刊。今回も表紙と帯でスーパーはいてないアピール。
さぁ、水着でテコ入れ第二巻。二巻でいきなり水着回だと、どうしてもテコ入れだと思ってしまいます。

今回はサイカのお世話役だった男アーカンサスが登場。しかし、それは過去の姿。今は城介の生命を狙う《金色の男(ゴールデン・テスティクル)》。これは良い変態だw
パンツ被った全裸とかアグレッシヴ過ぎる。

ストーリー自体は下降線かなぁと思いつつも、変態でテンション上がったので、もう一冊だけ!もう一冊だけ買わせてくれ!

ところで、ぱんつって平仮名で書いた方が可愛いと思うんだ。
次は一月。つまり今月。

シリーズリンク
ぱんつぁのーと(2009/04)
ぱんつぁのーと <3>(2010/01)