雑記

以前にも紹介したver.Tがコミックマーケット77、要するに冬コミに創作文芸ジャンルで参戦します。

場所は二日目東"S"58bです。

現在編集作業中でして、恐らく新刊が出せると思います。また私もにょろにょろ書かせていただきました。
編集長の今潤君がひいこら言いながら頑張ってくれていますので、前号よりもクオリティアップした内容でお届け出来そうな気配ですよ奥さん。

また、近々、収録予定の作品の内の一本がサイトで先行公開予定です。
既刊の短編も一部が読めるようになっていますので、そちらも宜しくお願いします。

どうせこの記事はさくさく流れていくので、同じ内容の別ページも用意しておきますね。

漫画

健全ロボ ダイミダラー 1巻 (BEAM COMIX)

作:なかま 亜咲(あさき)

「見事だ、真玉橋(まだんばし)孝一。お前こそ最高のダイミダラー乗り。
そして、どうしようもないすけべ野郎だ!」

Fellows!とかいう隔月雑誌で連載されているお色気ギャグ漫画……と言って良いのかどうなのかよく理解らんが、とにかくそんな感じの漫画。
BGBの仲間達が、「これお前が原作者なんじゃね?」とか言うから、そんなに俺とセンスが似ているのかと興味が湧いて、借りてきました。

Hi-ERo粒子の持ち主、真玉橋孝一はいやらしいことをしないと戦う力が湧かない。そこで、パートナーの美少女、恭子にセクハラ行為を働き、Hi-ERo粒子をチャージし、ダイミダラーを操縦するのだ。
まぁ、これだけでも大概なのだが、敵側ペンギン帝国はペンギン帝国で帝国臣民全員に前シッポとかいう、けしからんもんが付いてるしなぁ。シッポのくせに勃起って言うてもうてるしw

いや、俺、こんな発想無いよ!?俺はちょっと全裸で戦うナイスガイを書いただけだよ!エロスは微塵も書いてないよ!?

まぁ、それはさておき。一巻目だからなのか、まだまだどこまでやらかして良いのか手探り状態という感じがする。下ネタ方向にはいくらでも伸ばせそうなもんだけどなぁ。ビームコミックスなら。
あとはHi-ERo粒子の正式名称が知りたいところ。

取り敢えず恭子と帝国のリッツが可愛いです。

燃:B 萌:A 笑:A 総:B+

シリーズリンク
健全ロボ ダイミダラー CHAPTER2(2010/12)

アニメ,雑記,電撃文庫

今月は1日フライングで9日発売。ブツは、

・ラッキーチャンス! <6>
・タロットの御主人様。 <8>
・司書とハサミと短い鉛筆 <5>
・ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス
・レンタル・フルムーン2 第二訓 良い関係は良い距離感から
・くるくるクロッキー
ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)司書とハサミと短い鉛筆〈5〉 (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)レンタル・フルムーン〈2〉第二訓 良い関係は良い距離感から (電撃文庫)くるくるクロッキー (電撃文庫)

の計六冊。

気になる新刊云々は電撃文庫MAGAZINEの感想のときに書きます。


2010年『コードギアス』再始動らしいですね。取り敢えず少年エースでのコミカライズ連載が決定したとか何とか。
『反逆のルルーシュ』が再始動とは言ってないから、ルルーシュは出て来ても、脇役扱いに留まる程度なんだよね?まさか、あの終わり方しといて、また主役とか言わないよね?
映像方面での展開も予定されているらしいけど、やはり『ハガレン』とかやってる、あの枠か?


MF文庫J

烈風の騎士姫 (MF文庫J)

著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「なんとかなるよ」
「どうして?」
「おれたちには、“風”がついてる」

約一ヶ月二週間半の積み。MF文庫J。『ゼロ使』でお馴染みのコンビの新シリーズが登場。とは言っても、『ゼロ使』と同じハルケギニアが舞台だから完全な新作とは言い難いと思う。

騎士を目指す少女カリーヌは男しか入れない魔法衛士隊に入るため、男装し、名前もカリンと改めて、王都へと向かうというストーリー。そんな彼女を中心に繰り広げられるラブコメ冒険ファンタジー。
そういうわけで、基本的には『ゼロ使』とおんなじノリ。いかにもなラノベのテンションと思わせておいて、結構鬱な要素も入ってます。

カリーヌの髪は桃色がかったブロンド。パニックになったときのどもり具合からしても、ルイズの関係者じゃないかと思う。どうにも『ゼロ使』の数十年前の物語臭いんだよなぁ。と思ってたら、ルイズのお母さんだそうで。
裏に虚無の担い手も噛んでそうだし、新作と言いながら、がっつり『ゼロ使』と絡んできそうな気配を感じる。
でも、同じ方向性になってもアレだし、今後違うテイストを出しながら進むことに期待したい。
ひとまず様子見。

燃:B- 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

ゼロの使い魔 (MF文庫J)
ゼロの使い魔 (MF文庫J)

アニメ,電撃文庫

「裕君が……裕君が、いたいけな幼女に黒光りして、そそり立つものをくわえさせてるぅぅぅぅ!!」

注:チョコバナナです。
さあ、サブタイトルが苦しくなってまいりました。

茅原の罠にかかり、オーディションに参加することになってしまった春香。出てくれるだけで良いと言いつつ、オーディション前に様々なレッスンを要求されるワナ。こんな面倒臭いこと、よく引き受けるな。

春香のレッスンが終わるのを待っている間に、裕人は姫宮みらんと再会、成り行きで彼女のマネージャーを務めることに。
その際、「ノクターン女学院」のアフレコ現場に行く機会が。N’sの皆さんが登場するも顔は映らず。
つーか信長が自分の中の人を褒めてて吹いたw

「ノクターン女学院」の中にはモロに『おねがい☆ティーチャー』のあの人が出て来てました。名前はミズキ先生で、しかも「最優先事項よ♪」って言ってたしな。どんだけ『おねティ』好きやねんw

そして裕人は茅原の企みに気付くが、春香のためと言われては強引に行動するわけにもいかず。いよいよ佳境です。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

よくわかる現代魔法 2 (ジャンプコミックス)

原作:桜坂 洋 漫画:宮下 未紀

「わたくし元々パンツなど着用していませんことよ」

二巻にして完結巻。このアニメが終わったら、一緒にさくっと終わる、いかにもメディアミックス用にやってただけですよと言わんばかりの終わり方が切ない。特に人気無かったのかな。
ラストエピソードなんて、凄ぇやっつけ感が……。

今回も連作短編形式。コメディ要素が強めだけど、これって桜坂さんの意向なんだろうか。それとも宮下さんがやりたい放題やってるんだろうか。

総評

というわけで、『よくわかる現代魔法』コミカライズ全二巻でした。やはり公式絵師が直接コミカライズを描いてくれているというのは大きい。
内容も無理矢理原作をなぞるのではなく、連作短編形式になっているのもポイント高し。ちょっと身体のバランスがおかしいときがあるのがマイナスか。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

電撃文庫

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「約束してくださいね。命令ですよ」
「……命令?」
「そうです。だって美化委員ですから」

表紙は操緒。これは描き下ろし……か?
それはともかく、今巻の表紙に相応しいのって誰かな。ひかり先輩一択と思わないでもないが、ここで六夏会長が出ておかないと、これ以降会長が相応しい巻が無い気がする。

さて、巡礼者商連合というか、六夏会長の企みで急接近することになる智春とひかり先輩。取り敢えず毎回、新しい女の子キャラを出してくださいと編集に言われたから出しましたって感じのひかり先輩だけど、これが可愛いのなんの。最終巻までロクに出番が無いのが非常に勿体無い。
でも、ひかり先輩と仲良くなったらなったで、神聖防衛隊が全力で阻止しにくるんじゃ……。ひかり先輩が巡礼者商連合の庇護下に入ってるから手出し出来ないのかな。
ひかり先輩の可愛さもさることながら、ヤキモチ妬く操緒と奏っちゃんも可愛いです。

プール掃除をしていた筈がいつの間にか、洛高地下の迷路へと迷い込む智春達。彼等はそこで一巡目の世界の遺跡、十字稜(ラ・クロア)に辿り着く。
そこで智春と奏っちゃんは一巡目の自分の記憶を見ることになる。
そこは機巧魔神も悪魔も居ない平和な世界。佐伯の仲の良い樋口がまさかの勝ち組で吹いた。

六夏会長ってアニメでは早い段階で出て来たけど、原作だと今回がやっと初登場なのね。意外。
そう言や、女性の演操者って魔神相剋者になれるのかな。

巻末には奏っちゃんに何故かネコミミが生えるというショートショートが収録されている。何回読んでも、よく理解らん。深く考えたら負けなのか。
和狸さんの描くデフォルメイラストがナイスと言わざるを得ない。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

HJ文庫

空想/のべりずむ (HJ文庫)

著:藤春 都 イラスト:ぱん

「もっと面白いものが書けるでしょ。そうしたら、いつかちゃんとお金を払ってあげる」
「だから、もっと読ませて。てっちゃんの書いた物語を」

約四ヶ月一週間の積み。デビューシリーズ『ミスティック・ミュージアム』を三巻で完結させた藤春さんが、新シリーズを始動。今流行りの作家ものです。

主人公、哲人(てつと)は作家としてデビューしたはいいものの、自分の書いたことが現実に起こり、事件になっていると知り、小説を書くことが怖くなってしまっていた。
しかし、書きたいという衝動は収まらず、ついメモ帳に書いてしまったことが現実に起こってしまい、それに幼馴染みの葉月達が巻き込まれていく……という筋。

哲人が書いている作品というのがラノベなのか一般作品なのかが今一つはっきりとしないので、作家ものであることまでは断言出来るが、その後のジャンル分けが難しい。でも、萌えがどうだのラブコメがどうのと言ってるから、ラノベなのかなぁ。

中編二本という珍しい構成になっている。長編か連作短編ってのが一般的だと思うが。

何というか、インパクトは一切無い!しかし、こうジワジワ効いてくる空気感というか、雰囲気というか、葉月が可愛いというか、ほっとする内容というか。
魔法少女の下りはがっつりそれっぽくするか、中二っぽくするかのどっちかにした方が良かったと思うけど。凄ぇ中途半端だったし。

あと、個人的には、もうちょっとLOVEに寄せてほしいところか。
取り敢えず二巻出たら買います。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

イラストリンク
俺のお嬢様と天使と悪魔が生徒会で修羅場ってる!(MF文庫J、2018/10)

ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)
ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)

アニメ

超重神グラヴィオン ツヴァイ(5) [DVD]

「降臨!炎皇合神!!ソルグラヴィオン!!!!」

突如現れたソルグラヴィオンのパイロットは死んだと思われていたエィナだった。ライトドリラーで特攻した際に、意識だけを月にあったボディに転送したとか何とか。
で、サンドマンの要請に応じて月からソルグラヴィオンを持って帰って来たと。グランΣをコアに合体しているので、厳密にはソルΣグラヴィオンか。
何で髪の毛がピンクになってるんだろう。

どうもグランΣとソルグランディーヴァは強力過ぎるから、月に隠しておいたということらしい。何で、ゴッドグラヴィオンが敗退したときに、すぐ呼び寄せなかったんだろう。あれか、久し振りに起動するからメンテに時間がかかったとか勝手に思っておけば良いのか。

で、ゴッドグラヴィオンと協力してゼラバイアを撃破。再び揃ったグランナイツ。皆に笑顔が戻る。

ソルグランディーヴァはグランディーヴァと同じで四機から構成されており、Geoジャベリンには瑠菜とエィナが、Geoスティンガーにはミヅキが、Geoキャリバーにはリィルが、Geoミラージュにはエイジが登場することに。
Gドリラーに飛行機能は無かったが、Geoジャベリンは飛行可能。また、Gシャドウに対応するのはGeoミラージュだが、エイジとリィルはポジション変更。斗牙がエイジに傍で見ていてほしいと言ったため。BL要素ktkr
また、ソルグランディーヴァは合体して、Gグラディウスにもなる。

グラントルーパーが敗れ、戦力の要を失ったEFA。プレジデントは人類を代表して、ゼラバイアを討ってくれと頼みにアースガルツへやって来る。
直後、ヒューギが全人類に宣戦布告。四十八時間で人類を滅ぼすと言い出す。

現れたゼラバイアを倒すため、炎皇合神、ソルグラヴィオンが誕生する。同時にサンジェルマン城が真の姿、超重戦艦グラヴィゴラスとして発進。
あとは合神シーンのクオリティがもうちょっと高ければ良かったんだが……。

アヤカの言っていたオリジナルレイヴンの記憶とはどういう意味か。

ところで今回、モブの中に『特捜戦隊デカレンジャー』のバンとウメコらしき人物が居たんだけど、どういう遊びなの?

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

漫画

ぬらりひょんの孫 8 (ジャンプコミックス)

作:椎橋 寛

「そうだ、京都に行こう!!」
「言いたかっただけだろ!?」

表紙は若かりし頃の爺ちゃんと珱姫。ぱっと見、リクオが重複したのかと思って、焦った。
って、また人間出て来た!まぁ、妖怪の伴侶になったからアリと言えばアリか。
九巻の表紙のキャラが既に見切れていますが誰か判んねぇや。
気の早い話だが、最終巻は人間モードのリクオで決まりだと思うんだ。

さて、過去編後半戦。この時代の雪女は雪麗(せつら)というらしい。下の名前って言ってたけど、じゃあ「雪女」が名字なのかw
宴会のときに、「何代かけてもあの人の口唇を奪ってやる」と発言していることから考えても、つららのお母さん若しくはおばあちゃんである可能性が高いと思うが。
というか、つららがリクオにべったりなのは教育の賜物なんだろうか。

珱姫は生き胆狙いの羽衣狐に拉致されてしまう。この拉致された姫君の中に、こっそり苔姫が混じっている件。おまけ漫画で解説されているが、羽衣狐が倒された後、奴良組にくっついて関東へとやって来たらしい。元々は人間だったのね。
何故、一ツ目に懐いたのかが謎だ。

爺ちゃんVS羽衣狐では、花開院家十三代目当主、秀元が乱入。まさかのここで破軍出て来たーーーーーーーー!!??
これは過去の花開院家当主を呼び出せる式神らしいが、どうも式神多重起動が可能な者にしか使えない様子。だからこそ、現代ではゆらに託されてるんだろうけど、近々発動の機会は巡ってくるのだろうか……。京都妖怪幹部クラスを一体くらいは撃破してくれるよね?ね?

いやしかし、上手いこと過去編の要素を現代にフィードバックさせてくるな。
というわけで、過去編終幕。珱姫可愛いよ珱姫。

戻って現代では、新たな依代を得た羽衣狐が復活していた。クールビューティーっぽい女子高生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!また黒髪!黒髪!しかもストレート!
ロリ担当、狂骨も人気出そうだな。

リクオは京都へ行くと決意を固めるが、爺ちゃんに止められてしまう。どうも、これまで一切触れられなかったリクオの父の死には羽衣狐が絡んでいるようなのだが……。
つーことで、奥州遠野で修行でござる。

巻末おまけ漫画での爺ちゃんと珱姫のイチャイチャっぷりが半端ない件。
カバー下のおまけ漫画くらいでしか目立てないカナちゃんが不憫です。

ところで前から、やたら「ドギャァァァン」だの「ズギャァァァン」だのといった擬音を使うなと思っていたんだが、荒木飛呂彦さんのアシスタントだったのね。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+