アニメ

「大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!!」

さあ、新たなプリキュアの始まりです。シリーズ7作、5代目。
アバンは主人公つぼみの見る夢での戦いから。こころの大樹を守るキュアムーンライトと砂漠の使徒の首領サバーク博士に従うダークプリキュアとの激闘。

事前情報で判明していたキャラ以外にいきなりプリキュアが出て来たのにもびっくりしたが、遂にテレビシリーズに悪のプリキュアが出て来てテンションダダ上がりですよ。キャストにはダークプリキュアって書かれてたけど、キュア何とかじゃないのか。
サバーク博士が造り出した存在だったりするのか。

ダークプリキュアとの戦いに敗れたムーンライトはシプレとコフレに次代のプリキュアを探すようココロパフュームを託す。

つぼみが引っ越してきたところでOP。多分、三回目くらいから好きになってくると思われ。

引っ込み思案な性格のつぼみは転校を機に自分を変えようと決意する。内気な主人公は史上初か。
通学途中に見付けた四つ葉のクローバーに励まされるシーンは先代ピーチ達に応援されているようで意味深だなぁ。

勇気づけられたつぼみだったが、クラスメイトのえりかが恐ろしくぐいぐいくるので、完全に委縮してしまい引っ越しデビューは敢え無く失敗する。
えりかは部員が減って廃部の危機に晒されているファッション部を立て直すべく、つぼみを入部させようとする。
えりか可愛いけど、テンション鬱陶しいなw
つぼみを追い掛けている内に彼女の家まで到着するが、何とつぼみが引っ越してきた家はえりかの家の隣であった。

自分の価値観を押し付けてくるえりかにうんざりするつぼみ。拒絶されたえりかはえりかで姉に対するコンプレックスが刺激されて落ち込んでしまう。
ここで、半ば無理矢理つぼみは丸眼鏡を外され、地味なポニーテールもツインテールにチェンジ。

で、シプレとコフレの出会い。二匹を狙って現れる砂漠の使徒の幹部サソリーナ。
えりかのこころの花が萎れていることに気付いたサソリーナは彼女から、こころの花を奪い取る。花が無くなると持ち主は水晶のようなものの中に閉じ込められてしまうようだ。
サソリーナは萎れたこころの花と道端に落ちていたボロボロの人形からデザトリアンを生成。敵の名前が名詞をもじってあるのは初めてか。

いよいよ変身の時。つぼみはシプレに力を借りて変身するけど、マスコットと組んで変身するシリーズで主人公が雌のマスコットと組むのは史上初。
合言葉は「プリキュアオープンマイハート」。変身後、まさかの命名タイム。歴代のプリキュア達は初変身時に自然と自らの名前を知っていたが、自分で命名とはな……。
ってところで続く。2話でキュアマリンが出て来るかと思ったけど、もうちょっと引っ張るようですね。

EDは『フレッシュ』から引き続き3Dダンス。振付も引き続き前田健さん。
ムーンライトのキャストは久川さんなんじゃないかと思うが、キャストは何と「?」表記。多分、OPにちらっと出てる制服姿のお姉さんのことなんだろうけど、しばらくは正体不明のまま接することになるのか。でも中学生って雰囲気じゃないんだよな。高校生だとすれば史上最高齢プリキュアってことですが。

そういうわけで、第1話でした。キャラデザが馬越さんなので、全編通して『おジャ魔女』でした。もうギャグシーンの顔の崩れ方とか完璧に『おジャ魔女』なの。
この感じだと、今年はコメディ重視かな。

そうそう、書くの忘れてたけど、『フレッシュ』は全話リアルタイム視聴達成しました

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

特撮

「正論とは時として、暴論より相手を怒らせる」

アメリカから帰ってきた女刑事、九条綾がドーパント対策課に配属された。照井は彼女と協力して、ミュージアムに警察の情報を売り渡している内通者を探すことに。
綾は『デカレンジャー』のジャスミンです。道理でどっかで顔見た気がするわけだよ。

照井達は阿久津という男が内通者だと突き止める。逮捕しようとするが、そこへ突如現れたトライセラトプス・ドーパントが阿久津を殺そうとしたので、ダブルが応戦。

阿久津はミュージアムに居なくなっても誰も気にしない人物をピックアップして紹介していた。メモリの実験台として使うらしい。実験のシーンでは〈ビー〉のメモリが登場。見るからに雑魚ドーパント用のメモリっぽいけど、今後登場するんだろうか。

フィリップの検索で阿久津の隠れ場所を突き止め、翔太郎が乗り込むが、阿久津を守るためにスミロドン・ドーパントが現れる。
ダブルとアクセルが二人がかりで挑むが苦戦。ルナトリガーの追尾弾を全部かわすとかチート過ぎる。
どうも阿久津を逃がすことが目的だったらしく、彼が逃走したと判ると、すぐに退いた模様。でもスミロドン相手にこれだけ苦戦するってことはテラー・ドーパントになんて勝てたもんじゃないなぁ。

阿久津に逃げられたと思った矢先、トライセラトプスが遠距離攻撃で阿久津を撃殺。そんなトライセラトプスの正体は恋人の刑事溝口を阿久津達に殺された綾だった。ってところで続く。
やっぱりCMタイミングは下手糞でした。

今回のサブタイトルのTは照井のTでもあるのかな。でも還ってきたって?

一方、若菜姫は冴子の会社にミックを連れて来て怒られていました。でもミックて下手な社員より活躍しそうだけど……。
冴子が言っていたメモリの本当の力とは一体……?

刃野さんは持ちネタを仕込むの自重してくださいw

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

特撮

「天下御免の侍戦隊!」
「シンケンジャー!!」
「参る!!!!」

遂に最終回。ドウコクの圧倒的な力の前に一度は敗れる丈瑠達。だが、薫が怪我を押して再び作成した火のモヂカラを最大限に活かすディスクと丹波が用意した「双」のディスクを携えて、もう一度出陣。

戦隊シリーズ最終回のお約束、生身での名乗り。盛り上がりどころなんだけど、どうせならOPかいつものBGMを使ってほしかった。あれ、好きなんだよなぁ。バーバババーンバーババンバンバンっていうやつ。

烈火大斬刀二刀流を使って一の目を撃破。二の目は巨大戦だが、シンケンジャーは生身で折神に搭乗。
サムライハオー→テンクウシンケンオー→シンケンオーと合体がどんどん解除されていくのは最後っぽくて良かったけど、どうせならもっとボロボロになったら燃えたのに。ボロボロになってたのコクピットだけだったし。

捨て身の一撃でドウコクを撃破するシンケンオー。ドウコクさんは最後の最後まで良い悪役だったなぁ。
シタリは生き続けることが自分の外道と言いながら、三途の河の底へと沈んでいった。今年は敵組織を完全粉砕出来ないパターンか。

そして別れの時。皆はそれぞれの道を歩み始める。『ゴーオンジャー』は最後やかましい感じだったけど、今年はしんみり。

総評

そういうわけで、『侍戦隊シンケンジャー』テレビシリーズ全四十九幕、これにて一件落着。全話リアルタイム視聴達成。
何だかんだで今年も面白かった。特に良かったのは殿萌えと外道衆のキャラ造詣。前作『ゴーオンジャー』の敵ガイアークが憎めない悪役だっただけに、これぞ悪役って感じのドウコクさんやアクマロやシタリはいっそう魅力的に映った。

問題はパワーアップがあまり盛り上がらなかったことかな。特にサムライハオー登場回がぐんにょりしたなぁ。
何回もパワーアップするのは良いと思うけど、販促とシナリオをもうちょっと上手いこと絡めてほしいというのが正直なところ。

後番である『天装戦隊ゴセイジャー』には、その辺も期待したいところだが。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
第四十八幕「最後大決戦」

Vシネマリンク
帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕

シリーズリンク
天装戦隊ゴセイジャー epic1「護星天使、降臨」

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「無駄話は終わり。ついでに無駄な生命も……終わり」

ヴォルケェェェェェェェェェェェェェェェェン!!!!

さあ、『戦う司書と追想の魔女』クライマックス。武装司書と神溺教団の関係を知らされ、茫然としているところを殺されるとか可哀想過ぎる。彼の生き様を信じた同僚達に弔いの鐘を鳴らしてもらえたのがせめてもの救いか。

後半はシガルやアルメも再登場し、人間関係の絡み合い具合が凄い巧み。否応なく盛り上がる。
チャコリーがちょっとだけ登場。

原作換算すると後5冊ある筈なんだけど、ちょっと尺が心配になってきたな……。
次回からは『戦う司書と荒縄の姫君』編です。

燃:A- 萌:B- 笑:C 総:A+

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

雑記,電撃文庫

今月は10日が水曜なので、2日フライングして月曜。そこから日曜補正がかかって最速4日フライングで6日発売。今月は『アスラクライン』と『ロウきゅーぶ!』の新刊が出るぜ!修論なんぞ書いてる場合じゃない!<書け
ブツは、

・アスラクライン⑭ The Lost Files
・世界平和は一家団欒のあとに⑨ 宇宙蛍
・アクセル・ワールド04 -蒼空への飛翔-
・ロウきゅーぶ!④
・放課後限定勇者さま。 <2>
・ご主人さん&メイドさん 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります
アスラクライン〈14〉The Lost Files (電撃文庫)世界平和は一家団欒のあとに〈9〉宇宙蛍 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈4〉―蒼空への飛翔 (電撃文庫)ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫)放課後限定勇者さま。〈2〉 (電撃文庫)ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫)

の計6冊。
メディアミックスの話とかは電撃文庫MAGAZINE読んだときに書きます。

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「ようじょおおおおおおおっ!ようじょおおおおおおおっ!」

約1ヶ月1週間半の積み。スーパーダッシュ文庫。『迷い猫オーバーラン!』でお馴染みの松さんの新シリーズ。『迷い猫』の7巻から連続刊行。凄ぇ執筆速度だな。
イラストのなかじまさんが同人界では超有名な人で商業誌には初登場だそう。それはメチャンコ凄いことらしいのだが、同人は全く知らんので凄さが判らない……。
取り敢えず、表紙を見て、「あ、ハルヒ」と思った人、挙手。
帯に付いてる応募券みたいなのは一体何なのさ。

さて、ストーリーは主人公の大学生、祐太は姉夫婦が飛行機事故で行方不明になり、成り行きで忘れ方見の三姉妹を引き取ることになってしまう……というもの。
テーマは家族で、基本的には『迷い猫』と同じハートフルな内容となっている。ただ、あちらのヒロイン勢が殆ど主人公の巧と同じ年代なのに対し、こちらは祐太と歳が離れているヒロインの方が多いという対比に注目したい。三姉妹なんて、上から14歳、10歳、3歳だからな。

あれ、『迷い猫』より、こっちの方が面白くね?ハートフルな展開がグッときた。最後のお遊戯会のシーンは軽く涙腺にキたぜ……。大切な人達をごく最近に喪失したってのは涙腺粉砕要素として非常に大きいです。
でも、きっと姉夫婦生きてるだろうな。それで、生きてることが判って、家族一緒に再び暮らせるようになって、祐太との別れが来るみたいな。

後書きによると、ぺこさんとのスケジュール調整で『迷い猫』は年3、4冊の刊行になるそうな。え、アニメ放映を控えて、今一番出さなきゃいけないときじゃね?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <2>(2010/02)

コミカライズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <1>(2011/12)

パパのいうことを聞きなさい! ~小鳥遊の陽だまり~(2012/02)
パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <1>(2012/01)
パパのいうことを聞きなさい! 美羽様のいう通り! <1>(2012/03)
パパのいうことを聞きなさい! うさぎのまぁく(2012/03)

パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き- <1>(2012/03)

アニメリンク
パパのいうことを聞きなさい! 第1話「パパと呼ばないで」

著者リンク
迷い猫オーバーラン!7 拾ったらいいじゃないですか!(2009/11)

オトメ3原則!(2012/07)
はてな☆イリュージョン(ダッシュエックス文庫、2014/11)
異世界家族漂流記 不思議の島のエルザ(ダッシュエックス文庫、2016/01)

イラストリンク
甘城ブリリアントパーク #01(ファンタジア文庫、2013/02)

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「何処の誰だか知らないが、みんな知ってるマイトガイン」

というわけで、総集編です。謎に包まれた勇者特急隊の秘密に迫るというコンセプトの特別番組が番組内で放送されるという手法。これは面白い。しかも、意外と使い回しのカットは少ないという。

ミフネは埋蔵金探しに出掛けたが、次回予告を見ると、どうも伏線のようです。

サリーのバイトはセル画塗りの仕事でした。え、そんな内職あるの?

燃:B+ 萌:B 笑:C+ 総:B+

アニメ,電撃文庫

「宇宙人だったら、どうしよう」
「セルティ……それは笑うところかい?」

ナレーションは正臣。サムいトークが炸裂するのかと思いきや、ナレーションはごくごく普通でした。

話が進まないのは相変わらず。どうも原作一巻二巻三巻のエピソードを同時に進行させるつもりのよう。罪歌と沙樹が出て来たしな。
那須島先生のセクハラも始まってます。

ところで、『ひだまりスケッチ☆☆☆』をちらっと見たんだけど、キャラの立ち姿のカットの切り方が『絶望先生』と全く一緒でした。新房さんって、自分の監督作品全部であの演出使ってるんだろうか。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B+

デュラララ!!×3 (電撃文庫)
デュラララ!!×3 (電撃文庫)

漫画

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

著:くぼた まこと

「━━でも、お前幸せ者だよ」
「浮気してると思って本気で泣いてくれる女がいてさ」

ブルーカッコ良過ぎワロタ

もうね、レッドとかよ子さんのハートフルエピソードで読者皆殺しですよ、きっと。
ブルーさんのファインプレーが堪らない。

そして散々「ソドムとゴモラ」って書いてたけど、『ゴドムとソドラ』だったワナ。

燃:B 萌:B 笑:B+ 総:A

漫画

ジンキ・エクステンド ~リレイション~ 1 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-1)

作:綱島 志朗

「ハイアルファープレス!!発動(バーン)!!!」
「怒りと悲しみを受け止めて……」
「正しき心で返すッ」
「貫け…ッ」
「天まで!!!!」
「リバウンドフォール!!!!!」

うわぁあああぁあああああああ、かっけぇぇぇえええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

実に三回目の移籍でドラゴンエイジで連載中に『ジンキ』新シリーズが単行本で登場。これはコミックBLADEで打ち切られた『JINKI;EXTEND』の赤緒編よりも後の物語を『真説』で変更された設定を取り込んで再構成したものだそうな。

可愛い女の子が大好きな主人公、柊蒼旗(そうき)は彼を庇って戦闘不能になった両兵の代わりにモリビト天号に赤緒と共に乗り込むことに。最初は成り行きだったが、少しずつ戦う理由を定めていく蒼旗。
モリビト天号は操主のテンションに応じて力を発揮し、装着部位によって発動する必殺技が変わるハイアルファーを装備。更にはリバウンドフォールまで。『ジンキ』といえばリバウンドフォール。これは燃える。

『EXTEND』ではヒロイン兼主人公だった赤緒だが、『リレイション』では蒼旗の義姉ということで、お姉さんポジションに。赤緒って、こんなキャラだっけなぁ。いや、お姉さんぶってるのが可愛いから良いんだけど。

両兵が頼れるお兄さんポジションに落ち着いたりと、これこそ王道熱血ロボット漫画と言わんばかりの構成になっている。とすると、やはり『EXTEND』は美少女いっぱい出せと無理矢理やらされていたのだろうか。

キョムの送り込んできたキリビトに乗っていたのは仮面を付けた少女イールとキッサ。どう考えてもルイとさつきなんだが、果たして……。彼女達二人とメルJは行方不明らしい。

番外編はおっぱい祭り。わっしょいわっしょい!月子さんが色っぽ過ぎるので、どうにかしてください。

そしてゲーム化決定というアレ。ゲームは良いんで、一巻の内容だけでもアニメ化してくれんかなぁ。

燃:S- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+