キミが誘う境界線2 120パーセントの未完成
「いいか、世界ってやつはな、五十%は理不尽で、四十%は不条理で、三十%は出鱈目でできているんだ!」
「ジンさん……合計したら百二十%になるんですけど?」
「残りのマイナス二十%は愛とか勇気とか優しさでできてるんだ」
2011年9月の新刊。約5ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は組織を裏切って居なくなったアイの代わりに、セメタリー本部から迷宮院ミカンという女がやって来る。そこにはヨミに絡む陰謀が渦巻いていて……というお話。
特に前回とノリが変わったってわけでもないんだけど、完全に新妻と化したヨミが可愛いから困る。特にスカートはいた姿にグッとくるね!
髪がストレートロングというのが更に良い。
どうもジンの本名って絶端(たちばな)姓っぽいんだよな。これで名前が「神人」と書いて、「ゴッド」だったら吹く。
ラストでは、ヨミが霊王と対をなす冥王らしきことが臭わされたが、ヨミと殺し合うことになるのかな……。
次は2012年2月に3巻『殺したいほど愛してる』。
燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・キミが誘う境界線1 そのナマクラはよく斬れる(2011/05)
・キミが誘う境界線3 殺したいほど愛してる(2012/02)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません