キミが誘う境界線3 殺したいほど愛してる
著:八街 歩 イラスト:ぺたんこさいど
「さぁ、始めましょう、お兄様。全ての悲劇の終幕を」
2012年2月の新刊。約1年3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
シリーズ3巻にして最終巻。打ち切り臭が半端無い件。いつでも、この結末に持っていけるようにしてたのかな。
さて、ヨミと殺し合う悲惨な展開かと思いきや、冥王であるジンの義妹レイが現れて、激突することに。
七剣八刀をも易々と撃破する冥王の圧倒的な強さに絶望感が半端無い。
どんどんエスカレートするチート対決が楽しいよな。相手がチートなら、こちらもチートを使えば良いじゃないといったところで。
まぁ、そんなことより最後にLOVEに寄せたので満足した俺が居る。ヨミ可愛いよヨミ。今回も私服可愛いな。
結局、シチガイ・キョウシロウはキョウスケの義理の兄貴だったのね。彼が担当するオチひでぇ。
ジンはもしかして、ナイトのおじいちゃんだったりするんだろうか。性格が似てるような気がしないでもない。
総評
ってなわけで、前シリーズ『ぼくと彼女に降る夜』と世界観を共有する『キミが誘う境界線』全3巻でした。足掛け9ヶ月しか掛かってないのか。
こういう前シリーズと世界観を共有して展開する新シリーズは楽しいですよね。同レーベルで言うと、『マテリアルゴースト』と『生徒会の一存』とか。
チートバトルは、もっと1巻から飛ばしていって良かったと思うんだよな。最初で若干躓いたような気が……。
ヨミが地味に俺のツボだっただけに残念。
また、この世界観でチート異能バトルを書いてほしいですね。
次は2013年4月に新シリーズ『騎士の国の最弱英雄 バーガント反英雄譚1』。
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A
シリーズリンク
・キミが誘う境界線2 120パーセントの未完成(2011/09)
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