ボクの可愛い国家令嬢
「たとえ変態になってしまっても、君がこうしなければこの国が滅びかねない。そう、君はいわば救国の変態だ」
2012年8月の新刊。約3ヶ月1週間半の積み。エロゲシナリオライターの鏡さんがファンタジア文庫に登場。
ラノベデビュー自体は既にMF文庫J『神なる姫のイノセンス』で果たしている。
タイトルの「国家令嬢」は「おじょうさま」と読みます。
イラストがQP:flapperさんの時点で内容に関わらず買わざるを得ないわけでして。久し振りに見たけど、絵柄変わった?
さて、幻獣(ファントム)と呼ばれる異形が存在した世界。その幻獣の存外が消えた後に現れた、幻獣の力を宿した幻獣能力保有者(ファントム・キャリア)の少女達。
その中でも、ずば抜けた能力を持つ4人の国家令嬢と呼ばれる内の1人、瑞鳳院凛々花(ずいほういん・りりか)のお世話をすることになった少年、黒鉄鋼(くろがね・こう)の受難を描く。
凛々花は重度の男嫌いということで、彼女のお付きのメイドだった少女はがねに変装して、凛々花に近付く鋼。
女装主人公ということで、やたら変態だと強調されるんだけど、正直、この程度で変態とか言われても片腹痛いわw
物語は一応ラブコメ主体の展開なんだけど、幻獣に関する設定も広がりを持たせているので、どっちの方向に展開していくかが問題か。
4人居るという国家令嬢が揃い踏みするまで続けられると良いんだが。
次は2012年12月に2巻。暫くは様子見かな。
燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・ボクの可愛い国家令嬢 <2>(2012/12)
著者リンク
・僕のカノジョ先生(MF文庫J、2018/08)
イラストリンク
・ロック・ペーパー・シザーズ1 時、止めてから本気出す(ファンタジア文庫、2013/10)
・小説 ガーリッシュナンバー <1>(2016/07)
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