ナナヲチートイツ <3>

ナナヲチートイツ(3) (近代麻雀コミックス)
原作:森橋 ビンゴ 作画:前川 かずお

「親父!俺はあんたとは違う!誰かを踏み台にしてまで生きる気なんてない!」
「俺は七緒と生きて、七緒と死ぬ!」

2013年4月の新刊。
さて、双龍杯ということで最終巻。表紙、何故裸にしたし。

お父さんだけでも強敵なのに、中也のクラスメイトで本性を現した一之瀬も加わって激選が繰り広げられる。

中也と七緒は、終盤盛り上がり過ぎて、カツラをふっ飛ばしたりしてるけど、退場処置喰らったらどうすんだ……。

そして、遂に奴隷からの解放。一転して、初音さんがフルボッコな目に。どうやら廃倉庫で嬲られまくった挙句、倉庫ごと焼かれたみたいだな。

総評

そんな具合で原作が絶版してから、まさかのコミカライズ。メガミ文庫原作『ナナヲチートイツ』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年4ヶ月か。

大筋は変わらずとも、よりアダルトに進化したストーリーが良かったよな。ってか、原作者と作画担当のノリが上手いことマッチしたというべきか。
つーか、元々原作がラノベらしからぬノリの内容だったからな……。

これで終わりかと思いきや、次は掲載誌を近代麻雀へと移行して、過去編『花鳥風月』が始まるらしい。スピンオフってことか。
更に、本作の続編もやりたいという意思はあるようで。
こりゃ、こまめにチェックしなきゃだなぁ。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
ナナヲチートイツ <2>(2012/10)
花鳥風月(2016/04)