消えちゃえばいいのに
「好きだ。だけど殺してやりたい」
ファンタジア文庫2012年2月の新刊。約1年5ヶ月4週間の積み。ゲームノベライズ『ARMORED CORE FORT TOWER SONG』から4年5ヶ月振りに、オリジナル作品で登場。
あったなぁ、ノベライズ。俺の中では、この頃のドラマガは暗黒期だったと思うんだよな。
何で買ったかっていうと、ダークな雰囲気が漂っていて富士ミスっぽい感じがしたからです。
イラストは、その富士ミスで『SHI-NO』の挿絵を描いていた東条さかなさん。
さて、主人公の高校生、一樹はある日、4人の少女に告白される。どう返事をすれば良いのか悩んでいる内に、彼の周囲で次々と人が死に始めて……という話。
一昔前までは、ある程度の数があった気がするけど、最近は富士見書房で1冊終了前提のラノベは非常に珍しい気がする。
良くも悪くも富士ミスっぽくてなぁ。もうちょっと一樹の周囲で死者が続出する理由が明確だと良かったんだが……。
最終的に煙に巻かれた感が強い。
ちなみにイラストは口絵と章扉にしかありません。
次は2013年7月に『ドレスの武器商人と戦華の国』。
燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A-
著者リンク
・薔薇十字叢書 蜃の楼(富士見L文庫、2017/05)
イラストリンク
・藍坂素敵な症候群(電撃文庫、2010/01)
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