異能バトルは日常系のなかで <8>
「史上最悪の犯罪者として名が広まっていて、そのせいで世界中の人間から忌み嫌われるんだけど、実はそこには深い事情があって、その事情を知っている共に戦った仲間や、かつて救った村の住民からは恩人や英雄と称されている……そんな、世界中から嫌われてるけど、ごく一部の奴らからはかっこいいと思われてるような、かっこいい男でありたい」
「その答え方がかっこ悪い!」
2014年10月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。
アニメ放映開始月に新刊を出して、更にアニメではヒロイン格扱いされている工藤さんもちゃんと出すという隙の無さ。
表紙は順当に千冬ちゃんと安藤。
さて、今回は前回の宣言通り、文化祭で中二ネタ成分多めでお送りします。
文化祭で『ロミオとジュリエット』の劇をやることになった文芸部。ロミオ役が安藤なのは勿論として、ジュリエット役に女子メンバー4人全員が立候補してしまって……。
ヒロイン勢、安藤のこと好き過ぎだろ……完全にハーレム完成しちゃってるじゃないですかー!やだー!
最近ご無沙汰だった中二ネタがこれでもかとぶち込まれているので、おじさん満足ですよ。
相模って正論を言いながらも、徹底的に読者に嫌われるようなキャラクターになってるけど、望さんが考えた読者像みたいなのが滲み出てくるような……。
ほら、お前等はこんな醜い存在なんだよ?みたいな。
で、やっぱり誤字脱字が妙に目立つんだよなぁ。流石に工藤会長の能力を「強奪」と書いちゃうのはなぁ。
それと恐らく刊行スケジュールの関係で挿絵が非常に少ない。うーん、かといって十分な挿絵量確保のために刊行ペース落ちますと言われても、それはそれで困るが……。
次は2014年11月に9巻。よーしよし、この表紙ローテーションなら、次は彩弓さんだろ!これで勝つる!と思って、書影見に行ったら、
ちゃうんかい!!
燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・異能バトルは日常系のなかで <7>(2014/07)
・異能バトルは日常系のなかで <9>(2014/11)
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