おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!12 大学生編

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (12) 大学生編 (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凜 イラスト:あなぽん

「無理に頑張んなくていいよ、別に……」
「あたしが不機嫌になったら、毎回こうして……キスしてくれたら、それでいい。そしたらあたし、機嫌直すから」

ぎゃぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!
2015年7月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。『オレと彼女の萌えよペン』3巻からは隔月刊行。刊行ペース頑張ってるな……。いやまぁ、ここが正念場なのかもしれないけど。

さて、夏が近付くということで直輝は運転免許合宿に行く資金を稼ぐため短期バイトを始めることに。趣味と関係している職場にテンションを上げる直輝。
一方、サークルでは夏コミを舞台にアニ研と対決することになって……。

直輝の仕事は多岐に渡り、ミスをしたら新刊が落ちるかもしれないというものまである。おいおい、出版社のバイトってそんなことまでやらされるのかよ……。まぁ、会社の規模によるんだろうけど。
それに、たかだかバイトごときをアニメのアフレコ現場に連れて行くもんなのかな。

バイト先の上司は蓮見さんというキツめの美女だし、アフレコ現場では美少女声優、深瀬愛(めぐみ)とお近付きになるし、どんどんヒロイン増えていくな!
桃という恋人が居ながら誘惑が多過ぎてヤバい。
は多分、今後どっかで重要な役割を担うのかな……。

長谷川さんからは冷めた表情で辛辣なこと言われたいし、ムラサキさんには玩具にされたいし、ああもう僕はどうしたら良いのかと!
特にムラサキさんは安定の似非ビッチで辛抱堪らんです。

メインヒロインの面目躍如ということで、終盤では直輝とイチャつきまくる桃。おいおい、これは可愛過ぎんだろ……。
桃を北海道へ引越しさせたのは正解だったかもしれん。こんなん文庫1冊丸々やられたら死人が出るぞ……。

そして直輝の元へ再び編集部のバイトの誘いがかかって……。
どうやら『大学生編』では10巻のエピローグにどう繋がっていくのかも語られるみたいですね。
いやしかしクール系年上の蓮見さんにしごいてもらえるとか股間がアツくなるな……!(ぉ

ところで今回、直輝が買ったエロゲのタイトルが「祝福の鐘は、桜の花びらと共に」なんだけど、これってあなぽんさんが原画を担当したスタジオ緑茶の『祝福の鐘の音は、桜色の風と共に』のパロですよね。
え、何で判ったかって?あなぽんさん、エロゲの原画やってねぇかなって調べたことがあるからですけど何か!?(逆ギレ)
次は2015年9月に『萌えペン』4巻。

燃:B- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編(2015/02)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!13 大学生編(2015/11)

著者リンク
オレと彼女の萌えよペン <3>(2015/05)
オレと彼女の萌えよペン <4>(2015/09)