土属性はダテじゃない! <2>
著:葉原 鉄 イラスト:八坂 ミナト
「俺は……黄色くなりすぎたんだ」
「実にイケとります、超イケとりますけん」
「男前の塊です。女ならついつい振り向くぐらいの」
「そりゃ振り向くよ!こんな黄色いのが歩いてたら一瞬ビクッてなるよ!」
「ふふ、おみかん色のキーくん……ステキですけん自信持ってつかーさい」
約3日の積み。半年振りの新刊。1巻ほどではないが、今回も帯を外すと、ぱんつが拝めます。
さて、今回は夏休みということで、水着だったり浴衣だったり。しかし、まともな水着の挿絵は無し。大抵溶けかけている水着なワナ。うーむ、肌色成分が多ければ良いというものではないのだが……。
のづちによって、ひたすらみかんを食べさせられていた結果、全身が黄色くなってしまった麒一郎は赤島浦の祭りの手伝いをすることに。まさかガチで黄色くなってしまうとはな……。
異種精霊障害乱走はずっと話の肝になるのかと思いきや、今回は精霊乱走はお休み。バトルとLOVEです。ヒロイン増やすよりは麒一郎と雪乃の関係性に焦点を絞ってほしい気もするが。
いやしかし、雪乃とのづちが可愛いわけですよ。
のづちは麒一郎のことを「キーくん」と呼んでいるが、最近流行っているのだろうか、このニックネーム。ファンタジア文庫『生徒会の一存』の主人公、杉崎もキーくんと呼ばれ、MF文庫J『緋弾のアリア』の主人公キンジも「キーくん」と呼ばれている。まぁ、全員から呼ばれているわけではないが。
今回は残念ながら、ロリババアに〇ん〇を〇ゃ〇られるシーンはありませんでした。残念。
巻末には、おまけ短編を収録。なんだ、ただの変態か。
燃:B 萌:A+ 笑:B 総:B+
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