【ラノベ】妹さえいればいい。 9巻【感想】
著:平坂 読 イラスト:カントク
「プロ作家とは、大勢の人間が金を払っても見たいと思うようなすごいオナニーをするヤツのことなのだ!俺のオナニーには金を払う価値がある!俺はいつか、世界中をあっと言わせられるような超すごいオナニーを見せつけてやるぞー!」
「わ、私もこれから一生懸命オナニーします!先輩!」
えぇ……(困惑)
2018年2月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は妹達に懐かれる伊月という感じの構図。このシリーズで未だかつて、こんなハーレムラブコメっぽい表紙があっただろうか……。あったかもしれない<何なんだ
さて、トラブルもありながらも何とか前に進んでいる伊月のアニメ製作。彼の周囲の人々もそれぞれに壁にぶち当たりながらも日々を送っていて……。
大人の玩具の正体を千尋に知られてしまったアシュリーさん。てっきり千尋をからかう方向にシフトするんだとばかり思っていたんだけど、マジ切れしてる千尋には強く出られないのか。
そんなアシュリーさんと海津さんの関係性良いな。幽さんも交えた長編が読みたいまである。
それにしても法人化の話は興味深い。まるちゃん……。
青葉に活を入れる伊月がアツい。からの上述の台詞である。台無しかw
しかし伊月をお兄ちゃんと呼んで慕ってくる可愛い女子高生の登場で千尋の立ち位置がマッハで崩れていく感。
一方、京は就職活動を開始。えぇ、文系の就活ってこんなゴミクズみたいな企業を何社も受けないといけないのかよ……。いやまぁ、ウチの会社もゴミクズなんですけど。じゃあ文系であること関係無ぇなw
京は自分の力で掴むことに拘ってるみたいだけど、人の繋がりも京自身の力だと思うけどなぁ。本人に何かが無けりゃ繋がったって、そんな関係すぐに切れちゃうだろうしなー。今の段階ではそんな風には考えられんもんかな……。
どうにかこうにか形になったアニメ。流石の伊月も嬉し涙を流す。これはホロリとするな。
おいおい、折角、面白かったのに最後にTRPG持って来るのかよと思ったら、最後に大爆発起こすための仕掛けだったわけね。
にしてもクロニカ大陸地図、危険な固有名詞がわんさかである。初出の地名もあるんだっけな。
後書きのQ&AコーナーでしれっとMFに対して毒を吐くなw
燃:A 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・妹さえいればいい。 8巻(2017/09)
・妹さえいればいい。 10巻(2018/07)
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妹さえいればいい。 9 (ガガガ文庫) | |
平坂 読
小学館 2018-02-20 |
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