【特撮】仮面ライダービルド　第38話「マッドな世界」【感想】

「これがお前の創ったライダーシステムの末路だ」

ＯＰカットで最終章開始。
遂に完全体へと至ってしまったエボルト。エボルトリガーはハザードトリガーと大分デザインが違うんだな。

再変身の負荷に耐えてエボルに挑むクローズ、グリス、ローグだったがとても敵わず撤退することに。
ここで万丈の脳内にチラついた記憶は一体何なんだろう。火星人の記憶なのかな。エボルトの記憶というわけではなさそうだけど。

エボルは徐にパンドラパネルにベストマッチとは関係無いボトルをセットしていた。セットされたボトルは金色に変化していたが……。この辺の説明は次回以降ですかね。

完全体となったエボルトは最早肉体を借りる必要が無い。今回はマスターの姿で登場したが、本物のマスターは病院で昏睡状態。
傀儡になれと言われた難波会長は総力を挙げてエボルトを討とうとするが……。

エボルトはいつの間にかもう１つエボルドライバーを用意しており、内海に軍門に下れと誘いを掛ける。
完全体としての力でドライバーを生み出したってことなのかな。

葛城巧に戻った戦兎。自分の顔がイケメンになっていたことでテンション上がってるの笑うでしょ。
しかし万丈達周囲の者からすれば、慣れ親しんだ戦兎が消えてしまったことで穏やかではいられない。

実際に戦争が起こってしまった事実を目の当たりにし苦悩する葛城。戦兎の姿と葛城の姿が入れ替わり立ち替わりする演出は面白いな。撮るの大変そうだが。

更にネビュラガスを注入し、敗北＝死という状態となった鷲尾兄弟。しかしエボルの圧倒的な強さの前には為す術無く雷が死亡。続けて風も万丈を庇って死亡。もっと無様に退場することになるかと思っていたが、意外や意外、まともな死に様だったな……。

遂に訪れた難波会長の最期。終わりは無様な命乞いか。やっぱり所詮エボルトの踏み台でしかなかったのよなぁ。

そして父も同然だった会長を喪った内海は高笑いを上げ、エボルドライバーとバットフルボトルとエンジンフルボトルで仮面ライダーマッドローグへと変身を遂げる。満を持しての内海のライダーへの変身なんだが、どうにも彼の真意が理解らない。
必死な様子で幻徳に共に戦ってほしいと頼み込み、会長の死には膝から崩れ落ち、でもその直後にエボルトの軍門に意気揚々と下る。うーん？

苦しみながらの変身だったが、あれは身体にエボルトの遺伝子が注入されたってことなんだろうか。
エボルトは人間が面白いからすぐには滅ぼさないという方針に切り替えたようだが、その舐めプが命取りなんだよなぁ。

ビルドとして明日を創れるのは葛城巧でも佐藤太郎でもない、桐生戦兎だけだ！って具合に戦兎の帰還でＯＰ流れて、「勝利の法則は決まった！」→続くかと思ったら、マッドローグ誕生で続くのかよｗ

燃：A+　萌：B+　笑：A-　総：A+

エピソードリンク
・第37話「究極のフェーズ」
・第39話「ジーニアスは止まらない」