【映画】快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film【感想】
「今ここで死んだら、あんたの守りたいもん全部守れなくなんだぞ!!」
概要
今年もやってまいりました夏映画の季節でござる。今年は年明けにVS映画が無く春映画も無かったため、戦隊の映画は正味1年振りとなる。
脚本は香村さん。
時系列
ステイタス・ゴールドの金庫を開けるのにVSビークルが2つ必要と知っている描写があったので25話以降。丁度、前回の放送を視聴してから来ると良いようになっている。
導入
イギリスからやって来た世界的に有名な探偵エルロック・ショルメ。演じるのはお笑い芸人ココリコの田中直樹さん。芸人さんを主要キャラに起用しておきながら一切ボケさせないというのはどういうことなんだろうま。毎回思うのだが……。
そう言えば放送開始前は追加戦士が探偵なんじゃないかって言われていたな。
エルロックを狙って現れるギャングラー、ウィルソン。更にそのウィルソンからお宝を頂くために現れるルパンレンジャー。人だかりを割って現れるルパンレンジャーが格好良いの何の。
ルパレンもパトレンもちょっと生身アクションしてからの変身がまた格好良いんだよなぁ。
ここでOPが流れたことでクライマックスでは主題歌無さそうだなーと悟ってしまうのが残念ではある。
三つ巴の戦いは殺陣の組み立てが非常に大変そうだなーとか要らんことを思っちゃうな……w
主題歌が流れていることもあって盛り上がること盛り上がること。
あっ、テレビシリーズではやっていないメンバーによるタイトルコールがあったな。あれ、テレビでもやったら良いのに。
高尾ノエル/ルパンエックス/パトレンエックス
出番と見せ場はあるものの、やはりまだ登場してから日が浅いため登場時間は短い。きっちりアクションはキメていたけどw
魁利と圭一郎
ウィルソンによって跳ばされたのは何とギャングラーのアジトがある異世界だった。しかも即デストラとゴーシュが現れるというアレ。おいおい、いきなりドチャクソピンチじゃねーか。
ノータイムで圭一郎を助ける選択肢を採る魁利すこ。
異世界で2人だけ取り残されても、圭一郎の方には快盗と協力するという選択肢はなかなか生まれない模様。ライモンを倒すときも渋っていたもんな。
それが魁利の言葉で動くというのが良いんだよなぁ。
いやいや、そこまで近付いたら、いくらマスクがあってもルパンレッドの正体バレるでしょうよ!って話なんだけど、そこは雰囲気重視ってことでひとつ。
魁利は圭一郎が不意打ちで自分のマスクを剥いだりしないことを確信してるっていうのがまたズルいですわ……。
ちょっとこれ、薄い本が厚くなり過ぎる案件では……。
ジャックポットストライカー
ギャングラーから逃げ出してきたグッティの知り合い。キャストは藤原啓治さんということで渋いチョイスである。
玩具としては勿論グッドストライカーのリデコなんだが、玩具には音声が収録されていないとのこと。
公開前にこいつの名前が発表されたときはてっきり巨大カジノみたいな施設が舞台になるとばかり思っていたんだけど、全然そんなことなかったな……。
ゴーシュの金庫
元の世界へ戻るゲートを開かせるため、ゴーシュの金庫を解錠→中にジャックポットストライカーを入れて、ゴーシュの身体を操ってゲートを強制開放。
おいおい、ゴーシュの中に固くて長いモノを無理矢理ぶち込んでめちゃくちゃにするとか完全に18禁でしょ……。
また、竹達さんの声がエロいんだなぁ……。この後、汚されちゃった……みたいな体制になってたし……。
エルロックの正体
その正体はギャングラーだったわけだが、これは本物のエルロックは既に殺害されていて、その化けの皮が利用されているってことなのかな。だとしたら随分エグい話だが。
しかし、そうでないとなると国際警察は長いことエルロックの正体を見破れなかったどころか、ギャングラーにギャングラーの犯罪解明を依頼していたという間抜けな構図になってしまうぞ……。
6人が一箇所に集ってギャングラーに啖呵を切るシーン、すっげぇ良かったですよね。しかも魁利と圭一郎がお互いの戦隊を認めるようなこと言ってるのがズルい。
昨年に続いて今年も名乗りはバンク。今後、6人が横並びで名乗れる機会なんてあるか判らないんだし、そこは新撮してほしかった……。
ルパンレンジャーはジャックポットストライカーの力で、パトレンU号のように合体しルパントリコロールに。色合いが目にうるせぇw
巨大戦
ルパンレンジャーの3機のダイヤルファイターとジャックポットストライカーが合体し、ルパンレックスに。
マントパーツと剣が増えたことで、ルパンカイザーとは随分雰囲気の異なる姿となっていて面白い。
玩具には無い光の翼が展開されていることもあり、めっちゃ夜の市街に映えるデザインである。
パトカイザーの方は通常営業だが、低空飛行するルパンレックスと並んで市街地の道路を駆け抜ける絵面が小便チビりそうなくらい痺れた。
CG多めのロボ戦でとにかくよく動く。恐ろしく格好良い……。フィニッシュで魁利と圭一郎の顔がクロスするカット、エモい。
テレビシリーズと同じくエンディングは無し。なので余韻もへったくれもなくバッサリ終わってしまうのはちょっと唐突感があったかなー。
まとめ
特別期待していなかったんだけど、物凄く面白かったです。メインライターである香村さんが書いてあるということもあるのかもしれないけど、生身アクション、2大戦隊の共闘、ギャングラーのアジトへの潜入、圧巻のロボ戦とこれでもかと豪華な要素が詰め込まれていて大満足でしたわ。
ジャックポットストライカーはコグレさんが回収したんだろうか。今回の立ち位置なら今後テレビシリーズでも出れそうだけど……?
問題は劇場版限定ロボといいパンフ表紙の構図といい、ルパンレンジャー推し感があちこちで出ているところが気になるのよなぁ。俺はどちらからと言うとパトレンジャーの方が好きなんだよなぁ。
既にテレビシリーズでVSだからVS映画はやらないという方針で今年のVS映画が無かったということは来年も正月には何も無しかな。春映画はどうか……。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S
同時上映リンク
・劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018/08)
ネットムービーリンク
・快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体! 前編
本編リンク
・#25「最高に強くしてやる」
映画リンク
・宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲(2017/08)
・騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!(2019/07)
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