【映画】騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!【感想】

「間接キッスならぬ間接生恐竜だ……!」

概要

2019/07/26公開。今年は例年よりちょっと早めの公開。『ONE PIECE』とぶつかるからかしら。
入場開始のアナウンスをやるスタッフさんが「騎士竜」を読めずに詰まっていて草。他に読み方無いでしょw

脚本は山岡さん、監督はカミホリさんというパイロットメンバーですね。


時系列は細かいところは判らなかったな。カナロ加入以降ということくらいしか判らない。

導入

いきなり舞台は6500万年前、巨大隕石が地球へと迫っている時期。タンクジョウとガチレウス、キシリュウジンが激突する。
ワイズルーがいなかったのは巨大戦の殺陣の都合というだけのことなのかな。クレオンも不在。

タンクジョウがリュウソウ族の宇宙船を破壊したと言っていたので、当時のリュウソウ族は隕石の被害から逃れるために宇宙へと出る想定だった模様。
この後、シェルターがどうのこうと言っていたので、結局リュウソウ族はシェルターで隕石落下をやり過ごしたということか。

キシリュウジン

今年の夏映画リデコアイテムはキシリュウオーのリデコ。ディノミーゴが2体のコブラーゴと竜装合体してキシリュウジンに。頭部はビュービューソウル。
コブラーゴが肩に合体することでシルエットが大きく変わり、色も全然違うのでキシリュウオーとは大分イメージが違いますね。
コブラーゴは1匹ずつ数えるべきなんだろうか……。

劇中設定としては最古の騎士竜で、キシリュウオーのプロトタイプという扱いのよう。

ユノ

6500万年前のリュウソウ族の女性で、今回のゲストヒロイン枠。リュウソウジャーをガイソーグと戦わせるための橋渡し的ポジションといった感じ。

始祖マイナソー

ユノを素体として生まれたマイナソー。別に初めて生まれたマイナソーというわけでもなかろうに、何で始祖と名付けられているのか。
タイムスリップ能力を備えていたが、ユノの何がその能力に繋がったんだろうか……。隕石から逃げたいという願いかなー?

ヴァルマ/ガイソーグ

6500万年前のリュウソウ族の長にしてユノの父親。演じるのは佐野史郎さん。正直。Dr.パックマンの印象が未だに抜けていないw

ドルイドンと戦うためにガイソーケンを開発するも、その強大な力に呑み込まれ、強き者が地球を支配するべきという考えに染まってしまう。

力に溺れないようにデチューンされたものがリュウソウケンとリュウソウチェンジャーなんだろうか。ガイソーケンは単独で変身機能もあるんだよな。その辺の運用の違いがよく理解らない。
未来からやって来たコウ達の装備をヴァルマが見たから、リュウソウケンとチェンジャーが生まれたというオチなのかしら。

キシリュウオーファイブナイツVS始祖マイナソー

現代での戦いに。おぉ、おぉ、ファイブナイツ状態でキックとか無茶な事をしよる……と思っていたら、ビルの上を跳んで渡りながら始祖に迫っていくというトンデモアクションですよ。カミホリさん、滅茶苦茶するな……。アクターさん、死なないのかな……。

また一瞬でよく見えなかったけれどもパーツを組み替えて、インフィニティブレードみたいな武装モードを披露。そうそう、こういう竜装ジョイントを駆使したバトルがもっと見たいんですよ。

バトル

今年も名乗りはバンクを使用。やっぱりどっかでコストを切り詰めようとすると、こういう部分が犠牲になってしまうのか……。新撮名乗りはテンション上がるから是非やってほしいんだけどなぁ。

VSガイソーグ

何かコウがやたら強キャラ感を出しているんだが、目力が凄かったですね。コウは平時と戦闘時のテンションの切り替えが非常にはっきりしているんだよな。

リュウソウレッドに破れたヴァルマは心を取り戻し、リュウソウ族を繋いでいくことを表明。とすると現代でうろついているガイソーグは一体何なんだ。

隕石阻止

キシリュウジンの活躍により超巨大隕石は何とか地球が消滅しない程度のサイズに割り砕くことが出来た。
メルト達が現代に帰った直後にキシリュウジンは消滅したっぽい?テレビシリーズへの逆輸入は無さそうかな……。

カナロ

参戦時期の都合上、本当に登場しただけ、といった具合。変身もしていない。お姉さんに手当たり次第に声を掛けるだけの残念イケメンと化してるw

恐竜博物館

『獣電戦隊キョウリュウジャー』の夏映画でよく見た所なので、またかと思っちゃうw
そんな博物館の職員役で花織ことは/シンケンイエロー役の森田涼花さんが出演。『ギャバン』の方でよく見る所為で全然久し振りという感じがしないw

ED

勿論、恐竜博物館でダンス。webに『仮面ライダージオウ』のメンバーのケボーンダンス動画が公開されたいたのでワンチャンあるかと思ったけど、出て来ませんでしたね。『キョウリュウジャー』の夏映画EDダンスには『仮面ライダーウィザード』チームがしれっと出てたんだけどなぁ。
そうすると、やっぱり坂本監督のサービス精神の凄さが判りますねー。

パンフレット

東映特撮ファンクラブの宣伝ページに未だに『ヒーローママ★リーグ』が載っているのが驚き。単に挙げられるタイトルがそんなにないから残っているだけなの、はたまたまだ展開するつもりなのか……。

まとめ

そんな具合で夏映画でした。サブタイからするとコメディ色の強い内容のように思えるんだけど、そこはカミホリさん、しっとりとした仕上がりでしたね。
格好良い画作りもきっちり仕込まれていて。特に5人同時変身が格好良かったですね。

モサレックスが語っていた陸と海のリュウソウ族の争いの詳細が明らかになるのかと思っていたけど、別にそんなことなかったんだぜ。
ってかヴァルマが正気を取り戻したんだから、同族同士で争うなんて展開にはならなそうなものだが……。

キシリュウオーの形態は全部見たかったよなー。ライダーの連続フォームチェンジみたいな感じで次々と合体形態を切り替えていく戦い方は厳しいのかな。

惜しいのは主題歌が流れなかったところ。カミホリさん、もしかして絶対劇中で主題歌流さないマンなのかな……。ライダーなら流さないのもアリかもしれんけど、戦隊は流さないと駄目でしょ……。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:S-

同時上映リンク
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

本編リンク
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第18話「大ピンチ!変身不能!!」

映画リンク
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(2018/08)
騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー(2020/02)
魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム(2021/02)

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映画,特撮

Posted by お亀納豆