【ラノベ】エイルン・ラストコード ～架空世界より戦場へ～ ９巻【感想】

著：東 龍乃助　イラスト：みこと あけみ、汐山 このむ、貞松 龍壱

「見せてやれ。君の……最高の覇道（バージンロード）を」

2018年11月の新刊。約１週間の積み。７ヶ月振りの新刊。
表紙は茜とジンか。今回の内容を見れば納得の組み合わせだけど、読むまではよく理解らんコンビである。

さて、遂に発動した作戦名エイルンアタック。仲間達のサポートを受けながら、キングを目指すエルフィーナ。しかし圧倒的な力を誇るキングの前にあのエルフィーナまでもが膝をつき……。

ヘキサを排除することばかり考えていた人々がようやく同じ方向を向く展開はお約束ながらアツいものがある。
巨大戦艦から人型に変形するネイバー、ダイダロス。『マクロス』みたいな世界観になってきたな……ｗ
主要キャラが揃い踏んで４ページぶち抜き挿絵は良い演出である。

キングを撃破するためエルフィーナは奥の手、最終決戦兵装（ウェディング・オプション）を起動する。
こうなってくるとロボじゃなくて、ほぼほぼ人間のような見た目だよな……。

奥の手というだけあって、たちまちキングを圧倒。だが、その代償は大きく、エイルンは……。

というわけで、いよいよ次が最終巻だそうです。まさか１冊丸々エピローグというわけでもあるまい。まだ何かと戦わないといけないのかな……。
果たして本当にタイトル通り、エイルンの最後の指令となってしまうのか。

巻末には用語解説と全ネイバーの紹介が。とは言いながらも、明らかにまだ詳細を語るわけにはいかないっぽいネイバーが何機かいるようなので、その辺は最終巻で活躍するのだろうかね。

既に新作を準備しているとのことで、次もまたロボの予定だとか。

燃：A+　萌：A-　笑：B+　総：A+

シリーズリンク
・エイルン・ラストコード ～架空世界より戦場へ～ ８巻（2018/04）
・エイルン・ラストコード ～架空世界より戦場へ～ 10巻（2019/07）

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