【ボーダー】太秦荘ダイアリー２ 三人娘、探偵になるっ！【２巻／感想】

著：望月 麻衣　表紙イラスト：賀茂川

「実は私たち、探偵になろうと思っていまして」

2019年４月の新刊。約１週間の積み。７ヶ月振りの新刊。
今回も京都新聞に掲載されている広告を見るまで発売に気が付かなかったマンです。
表紙の萌、めっちゃキメ顔やんけ。

巻頭にはキャラ紹介と地下鉄沿線の地図が。地図は６ページも渡っていて草。
さて、前巻で太秦荘の過去に秘められた謎を解決に導いた萌、咲、ミサの三人娘は太秦荘の空き部屋を事務所に見立てて探偵事務所を開設することに。知人達から依頼を募集するが……。

今回は１巻のようなギスギスした要素は無く、日常に潜むささやかな謎を解き明かすような構成になっている。そうそう、これくらい軽いノリでええんやで……。
また著者繋がりで『京都三条寺町のホームズ』よりホームズさんが少しだけ登場。葵さんの事をしれっと大切な人と言っていて、んも～～～～～～ってなってる。

麗さんの出番は前巻よりは増えていた……かな？こちらはこちらで２人のお友達とトリオを結成しているような雰囲気なので、独立したお話にしても良さそう。

日常に潜む謎路線に行ってくれて嬉しいので、これで後はがっつりLOVE寄せを入れてくれたら完璧に近付くんですよ。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：C+　総：Ａ

シリーズリンク
・太秦荘ダイアリー（2018/09）
・太秦荘ダイアリー３ 夏の日のアオハル（2019/09）

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