【ラノベ】デート・ア・ライブ アンコール 9巻【感想】

デート・ア・ライブ アンコール9 (ファンタジア文庫)

著:橘 公司 イラスト:つなこ

「Narowのときと同じよ!拡散されて笑いものにされて煽りコメントばっか付いて!来たメールにはセンシティヴだかプリミティヴだかヴァルヴレイヴだか意味わかんないことしか書いてないし……!」

世界を曝く。

2019年7月の新刊。約6日の積み。4ヶ月振りの新刊。『アンコール』は9ヶ月振り。
表紙は順当に二亜。彼女のキャラ的には結構意外性のあるコスチュームなんじゃないでしょうか。気を衒わない方が良かった気もするけど。

さて、初っ端はドラマガ2015年5月号の付録文庫に掲載された『五河ペアレンツ』。最近ドラマガに掲載されたのが初出だと思ってたわ……。
当時のドラマガの感想を見返すと読んでいる筈なんだが、内容を全く憶えておらず完全に初見の気持ちで読んでしまったぜ。

見慣れぬ人物が士道の両親と判った途端、マッハで外堀を埋めにかかる折紙さんほんと草。直前までの自分の行動を一切合切無かった事にして振る舞える強靭な精神力が羨ましいw

『七罪チャレンジ』はお姉さんモードの七罪のスーツ姿、エロ過ぎ問題である。
しかし七罪がこんな多彩な才能を秘めたキャラだったとは……。不意打ちの『ヴァルヴレイヴ』ズルいでしょw

『折紙トレーニング』は折紙が花嫁修業をするお話……なんだけれども、『男塾』みたいなノリで吹く。このシリーズ、悪ふざけする時はほんと徹底してますね……。

『美玖スキャンダル』では美玖を盗撮する記者達を追い詰める折紙さんの手際が華麗過ぎて草生えちらかすでしょ。
折紙さん、味方になった時はマジでクッソ頼もしいから困る。

書き下ろしは『精霊クルージング』。豪華客船での旅を楽しむ精霊達の前に不気味なテロリスト達が現れて……。
『フルメタル・パニック! 踊るベリー・メリー・クリスマス』を思い出したんだが、意識的に寄せているのかしら。

まだまだ短編のストックがあると勘違いしていたが、気付けばほぼほぼ直近の連載分まで収録してるんだな。
『アンコール』の方は10巻で切り良く終了かしらね。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ アンコール8巻(2018/10)
デート・ア・ライブ20 十香ワールド(2019/03)
デート・ア・ライブ21 十香グッドエンド 上(2019/10)
デート・ア・ライブ アンコール 10巻(2020/08)

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