【ラノベ】妹さえいればいい。 14巻【最終巻/感想/ネタバレ】

2月 22, 2020 by
Filed under: ガガガ文庫 

妹さえいればいい。 (14) (ガガガ文庫)

著:平坂 読 イラスト:カントク

「見ていろ世界。俺が主人公だ」

明日の君さえいればいい。

2020年2月の新刊。約1日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙が1巻表紙のセルフオマージュになっているのエモエモのエモかよ。

さて、最終章後半。前巻から3年の月日が流れ、伊月と那由多の間には子供が生まれたし、周囲の人々の環境も大きく変わっていて……。
冒頭のキャラ紹介で、ほぼ全員主人公扱いとなっているのが良いね。

僅か3年、されど3年ということなのか、外見が大幅に変化したキャラが何名か。青葉、めっちゃエロいお姉さんになってる……。伊月をお兄ちゃんと慕っていたあの姿は何処へ……。
撫子は随分と荒み始めているな……。
イラスト以外の部分もきっちりするようになった刹那、超絶進化してる……。挿絵の挿入タイミングをばちこりとキメているが、変わり過ぎていて誰か判らんかったぞw

あんな感動的な誕生シーンを描かれた栞は乳首ソムリエに。どうしてこんなことに……。おっぱいひょうろんかのプリキュア、若しくは甥乳首ハンターとは一体。

春斗の妹ちゃんは遂に兄に想いを告げた模様。さらっと説明されただけだったので、どんな感じだったのかはさっぱり判らない。そこは紙幅を割いてほしかったよね。遂に最後まで挿絵に登場

電子書籍が当たり前になってきた分、在庫を抱えたくない営業部が重版を渋るという構図は何だか本末転倒な話だよなー。実際、売上的にどうなんだろう。
正直、中高生が電子書籍を使いこなせるとは思えないんだけど……。あの年代って貸し借りして色んな作品に触れていくもんじゃないのかな。

クライマックスを飾るのは伊月の演説。ちょいちょいアニメOPの歌詞を拾ってくるからしんどいのなんの。
見開き挿絵で伊月の不敵な笑みをバーン!と見せて幕引きとするの格好良い……。濡れるッ!

あれ、何で100ページ近く残ってるんだ……と思ったら、伊月の息子である宙(そら)を中心とした次世代の物語がおまけとして付いてきた。
拙者、こういう次世代のストーリーが読めるの大好き侍に候。

未来の人間関係、拗れ過ぎやろがい……。一応、伊月が妄想した未来という体裁をとっているが、どこまでが真実なのか……。

後書きの最後で、ずっと言っていた担当岩浅さんのちんこもげろという願望がちんこをもぐという力強い決意に昇華されていて草。

総評

そんなわけで誰もが主人公なガガガ文庫『妹さえいればいい。』全14巻、これにてフィナーレ。足掛け4年11ヶ月。
最初こそラノベ作家ものの体裁を採っていたが、登場人物が増えた中盤からは群像劇の様相を呈してきて益々面白くなったよね。
キャラ達の関係性が良くも悪くもラノベ的ではないので、先の展開が読めないのよなぁ。

変わり続けていく登場人物達というコンセプトは『僕は友達が少ない』でも貫かれていたところで、簡単に出来ることではないでしょう。ちゃんとキャラがこういう人物なんだってのがハッキリしているから変化しても受け入れられるのかと。

作品の性質上、数多くの劇中作が登場したが、どれも面白そうなのが困りもの。1本2本くらいは今後、平坂さんが書いてくれるかもしれないけど、数が多過ぎるからなぁ……。

いつの間にかカクヨムで以前の新作希望アンケートでトップを取った『〆切前には百合が捗る』が始まっていた。カクヨムなのでガガガ文庫からではないが、年内に出版予定なんだとか。MF文庫というわけではないんだろうか。

燃:A 萌:A 笑:A+ 総:A+

シリーズリンク
妹さえいればいい。 13巻(通常版)(2019/09)

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平坂 読
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