【ラノベ】新妹魔王の契約者ⅩⅠ【11巻/感想/ネタバレ】
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)
「これは69の新たな金字塔ですよ」
何言ってんだこいつ。
2017年11月刊行物。約6日の積み。9ヶ月振りの新刊。いつから購入したと錯覚していた?ということで、さあ読もうと重い腰を上げたは良いもののそもそも買ってなかったワナ。おのれディケイド!
本編最終巻なので、原点回帰チックな構図に。刃更の爽やかな笑顔が良い。澪がいるのは当然として万理亜もいるのは意外。まぁ、この3人から物語が始まったことを考えるとしっくりはくるのだが。
通常版の表紙でぱんつが見えてるの、本シリーズでは初なんじゃない?それこそ意外な話である。
さて、Ⅹ巻で最終章のプロットは7割消化したと言ったな?あれは嘘だ。と言わんばかりのボリュームでお送りする本編最終巻。
後書きで本文の行数も増やしてもらったと言ってるけど、増えてるか?つーか、スニーカー文庫って、いつの間にか1ページ18行から17行に変わってたんだな。装丁をリニューアルしたときに変わったのかしら。
ラストということでエロもバトルもてんこ盛り。刃更達家族だけでなく、これまでに関わってきた人々が応援に駆けつけてくれる展開はド直球で燃える。
イラストもエロだけでなく、きっちりバトル面でキメてくれてるのが有り難い。
エピローグも手抜き無しの大ボリューム。平和を取り戻した刃更達の穏やかな日々がまた語られるのは有り難い。勇者の里に行った辺りから張り詰めっ放しだったしね。
万理亜は平常運転に戻り過ぎな気もするが……。
主従誓約を行ったことで、歯止めがきかなくなった刃更の性的無双っぷりよ。英雄色を好むとはよく言ったもので。
あれだけ苦戦させられた厄介な斯波さんを今後のことを見据えて生かしておく刃更のどこまでも計算高いスタイル、憧れるますよねぇ。感情を排して行動出来るの羨ましい。
目立ち過ぎた刃更達を流石に神族が放っておかないでしょと言われているが、これは売上次第は完結せずに神界編に突入する選択肢もあったということかな。
本編はこれで完結だが、最後に後日談やら未収録短編やらをまとめたものが出るとのことで、次は2018年4月にⅩⅡ巻。
燃:A- 萌:A- 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・新妹魔王の契約者Ⅹ(2017/02)
・新妹魔王の契約者ⅩⅡ(2018/04)
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