【ラノベ】やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯1 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす【1巻/感想/ネタバレ】

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著:上栖 綴人 イラスト:GoHands

もはやそれは━━淫魔ですら裸足で逃げ出す、歩くスーパー催淫野郎である。

講談社ラノベ文庫2018年10月の新刊。約1年7ヶ月半週間の積み。すっかりエロラノベ作家としてお馴染みとなった上栖さんが講談社ラノベ文庫に登場。
タイトルくど過ぎて笑っちゃった。「七大罪遊戯」は「ニューゲーム」、「最強究極」は「オメガ」と読みます。

イラスト担当のGoHandsはアニメ制作会社。個人ではなくスタジオに対してイラストを依頼しているとのこと。これは面白い試みだね。
帯の裏表紙側には「アニメ化未定」とかふざけたこと書いてあるけど、裏で企画動かしてるんでしょ~?
なお、帯を外すとぱんつが見えます。

おっ、総扉にオサレな短歌入ってんじゃんと思ったけど、よく考えたらこれ下ネタだな……?
上栖さんの意向により乳首券発行済。ただ絵柄自体が俺の性癖に刺さらなかったのでセーフ(?)
ってか何、初乳首ですみたいな喜び方しとんねん、スニーカー文庫『新妹魔王の契約者』でもほぼほぼ見えとったやんけw

さて、舞台は異能者で溢れた異世街、裏吉祥寺。異能者の集団《餓狼旅団》の最高幹部である小鳥遊士狼は千年に一人の委員長、鴻崎唯を偶然助けることになり……。

かつて異世界で戦い、帰還した過去のある士狼は七大罪にまつわる能力を使うことが出来る。
タイトルがニューゲームとなっているのはそのためですね。HJ文庫『はぐれ勇者の鬼畜美学』を思い出させる設定なのはわざとかしら。

相変わらず設定の積み上げ方や、理屈付けはきっちりしていて面白いんだよなぁ。七大罪ベースの異能力というだけならそこまで珍しくないが、ここで同音異義の漢字で置き換えて発展させていくという手法が面白い。
特に色欲(しきよく)→四極(しきょく)に通じて四大元素を操れる能力に発展していく可能性とかすこすこボンバーですわ。
世界が変わってしまった原因の中心に士狼も絡んでいるようで、そこも気になる。

エロ方面は最初からトップギアでござる。『新妹魔王』中盤くらいの攻め具合といった感じかなぁ。最初からこれなら今後益々エスカレートしていくことは予想に難くない。
ただ、どうにもヒロイン陣がエロくはあっても、あまり可愛いと思えないんだよなぁ。キャラデザがピンとこない……。

巻末に『新妹魔王の契約者』ⅩⅢ巻が来春=2019年春に発売予定と大々的に宣伝されているが出てないんだよなぁ。
次は2019年5月に2巻、2020年2月に3巻。

燃:A 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯2 最強究極の七大罪使いは不死なる吸血鬼を殺し滅ぼす(2019/05)

著者リンク
はぐれ勇者の鬼畜美学(HJ文庫、2010/05)
新妹魔王の契約者Ⅰ(スニーカー文庫、2012/10)

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やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)1 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす (講談社ラノベ文庫)

講談社ラノベ文庫

Posted by お亀納豆