【ラノベ】やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯2 最強究極の七大罪使いは不死なる吸血鬼を殺し滅ぼす【2巻/感想/ネタバレ】
著:上栖 綴人 イラスト:GoHands
「凄い……翠琴ちゃんは、エッチなだけじゃなかったんだね」
2019年5月の新刊。約1年1週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙、そんなにドギツくないなと思わせておいて、帯を外すと腰周り何も身に付けてへんやないかい!
帯に堂々とデカく「アニメ化」と赤文字で入れるのどうなのかなー。平積みや面陳の時に目立ってナンボの商売だとはいえ……。
何や、総扉のスタイリッシュ下ネタ短歌は1巻だけの演出なのか。
口絵のキャラ紹介3ページ分ががっつり使い回しなのはいかがなものかと……。今後、継続して登場しそうなキャラが何名か出て来たんだから、その辺も織り交ぜてくれて良かったのよ。
さて、《餓狼旅団》と協定を結んでいる組織の間で開かれる《四星会合》。その傘下組織の構成員がヴァンパイアと思しき者に殺された。
それはかつて裏吉祥寺を震撼させたとある事件を思い出させるもので……。
順当な流れで1巻では脇役に徹していた《餓狼旅団》のメンバー、煉也、因幡姉妹にスポットが当たることに。
やっぱり真面目な話をしてると異能バトルものとして真っ当に面白いんだが、随所に挟まれているエロシーンがなぁ。
今のところ、まだ士狼が最強扱いなので今回の敵も割とさっくり撃破。一方、《四星会合》の参加者の中には士狼と渡り合える人もいるようで、その辺ともいずれぶつかることになるんだろうか。
その中でも気になるのは士狼との間に確執を抱えまくりのユーリ。七権器密という能力が士狼の七大罪とぶつかったら面白そうじゃない?というか当てるつもりで用意したキャラだよねぇ。
今後も過去の出来事を少しずつ明かしながら起こる事件を解決していく流れかな。次巻は運び屋レムがメインヒロインっぽいから、物語の核心に迫るのはまだ先でしょうか。
次は2020年2月に3巻。
燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯1 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす(2018/10)
・やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯3 最強究極の七大罪使いは淫らな南国を創り楽しむ(2020/02)
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やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)2 最強究極の七大罪使いは不死なる吸血鬼を殺し滅ぼす (講談社ラノベ文庫)
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