ふぉっくすている? 1本目
「巨乳を好きな男に罪はない!巨乳を好きな男に罪を感じる心にこそ!罪があるんだと俺は思う!」
約3ヶ月4週間の積み。第6回MF文庫J新人賞佳作受賞作品。応募時タイトルは「狐の百物語」。変更されたのが納得のタイトルだなw
MFの新人デビューで最初から巻数のカウントが書かれているのは珍しい。
実は既にGA文庫『かんなぎ家へようこそ!』でデビュー済みなワナ。
2レーベルで合計3作受賞作家ということで、興味を持って購入したんだと思う。綺麗な表紙に惹かれたってのも少なからずあった……筈。
主人公、凪は普通の人間として生きていくことを目指す九尾の狐。『かんなぎ家』の主人公は座敷童だったが、こちらは狐。もしかして世界観共通なのかなぁ。妖怪がわんさか出て来るし。
そんな凪の元に、幼狐もとい妖狐の橘が現れたことから物語は動き出す。妖怪のおにゃのこやクラスメイトのおにゃのこに囲まれて、ラブコメだわっしょい!かと思いきや、意外とシリアス。
『かんなぎ家』と上手く内包要素を分けてきているなという印象。ただ、今一つ盛り上がり切れないというかなぁ。
折角、女の子いっぱい出してるんだから、もっとラブコメれば良いのに。そこは2巻以降に期待しろってことなのか。
いやしかし、姑獲鳥がライトな表現をすると人妻になるとは知らなかったぜ……。
次は2010年11月に『魔法少女☆仮免許』、2011年2月に『ふぉっくすている? 2本目』と『魔法少女☆仮免許』2巻が同時発売です。執筆速度速過ぎるぜ……。
燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+
シリーズリンク
・ふぉっくすている? 2本目(2011/02)
著者リンク
・かんなぎ家へようこそ!(GA文庫、2010/10)
・魔法少女☆仮免許(2010/11)
・無気力勇者と知りたがり魔王(2012/01)
イラストリンク
・変態先輩と俺と彼女 <1>(ファンタジア文庫、2011/08)
・あやかしマニアックス!(GA文庫、2011/10)
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
・変態王子と笑わない猫。(最優秀賞、2010/10)
・喰 -kuu-(優秀賞、2010/11)
・社会的には死んでも君を!(佳作、2010/11)
MF文庫Jライトノベル新人賞佳作リンク
・やってきたよ、ドルイドさん!(第4回、2008/10)
・竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(第5回、2009/11)
・森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(第8回、2012/10)
・ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~(第10回、2014/11)
・せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?(第13回、2017/11)
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