えむえむっ! <7>
作画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper
「目覚めようとしている」
「さあ、俺たちがまた一つになる時だ」
2012年3月の新刊。遂に最終巻です。帯のテンションw
表紙には、美緒様と嵐子だけでなく、奇蹟的に太郎も登場。
ラストエピソードは順当に、太郎の記憶喪失話。原作にもあった話だけど、こんなに重たい話だったっけか……?
氷樹さんの後書きによると、原作では語られなかった結末に絡む部分がある程度、フィードバックされているとか何とか。
重い……と思っていたら、直後の真理の扉でクソ吹いた。そのまんまじゃねーかw
最後にはアニメのDVDの特典として描き下ろされた漫画を収録。巻数が飛び飛びなんだけど、これって全部網羅してるのかしらん。
巻末には氷樹さんだけでなく、QP:flapperさんや担当さんのコメントも。
惜しい人を亡くしたよな……。
カバー下で強いられんなw
総評
ってなわけで、コミックアライブ連載のハイクオリティなコミカライズ『えむえむっ!』全7巻、ここに完結です。足掛け3年1ヶ月か。
原作者の松野さんが存命だったら、もっと続いてたのかなぁ。
これをもって、『えむえむっ!』という作品は完全終了か。
原作の変態っぷりに忠実でありながら、締めるところは締め、ボケるところは漫画の強みを活かしてガッチリボケる良質コミカライズだったよな。
7冊も刊行されたことが、そのクオリティの高さを証明していると思う。
ちなみに、『涼宮ハルヒ』の本編コミカライズが物凄い巻数出ているのは、『ハルヒ』の名前を冠しておけば何でも売れるからだと思います。
漫画版も美緒様と嵐子が可愛過ぎて辛い。
そんな氷樹さんの次のお仕事は同レーベルの『精霊使いの剣舞』のコミカライズ。原作全く読んだことないけど、コミックス出たら買おうっと。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・えむえむっ! <6>(2011/11)
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