【ボーダー感想】ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~【3巻】

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ

「……やっぱり、この人は盗んでません」
「なんだそれは。俺は根拠を言えと……」
「この人が犯人だったら、被害が一冊で済むはずがない。めぼしい本を根こそぎ持っていったはずだ!」

2012年6月の新刊。約1週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。人気が出ても刊行ペースが上がるわけではないという。
って、三上さん、電撃文庫ではポンポン出してたじゃないですかー!やだー!
まぁ、資料集めに時間がかかりそうな内容ではあるのだが……。

今回はサブタイ通り、切っても切れない絆の物語。ゲストキャラクター達の絆を描きつつ、栞子さんとお母さんの関係性に迫っていく。

相も変わらずシチュ萌えで辛い。大輔と栞子さんの関係性が堪らんのだよなぁ。時々何ちゃってラブコメ的アレになるのが実にナニ<意味不明

ラブコメもさることながら、坂口夫妻のエピソードがハートフル過ぎて、どうにかなりそうだったわ。
俺、こういう話に弱いんですよ。ラノベでは、あんまりお目にかかれないわけだが。

何だか、最終的には、お母さんとの直接対決に持っていきそうな流れだけど、このままゆる~いミステリを続けてほしいなぁ、と。
次は冬頃に4巻。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~(2011/10)
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~(2013/02)

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