魔法少女リリカルなのはViVid <1>

魔法少女リリカルなのはViVid (1) (角川コミックス・エース 169-2)

原作:都築 真紀 漫画:藤真 拓哉

「ヴィヴィオはまだまだ子供だから、ちゃんと順番を追って大人になってくよ」
「普通に成長してこの姿になった時、恥ずかしくないように」
「自分の生まれと、なのはママの娘だって事に、えへんと胸を張れるように」

『魔法少女リリカルなのは』シリーズ第4期は2種類のコミカライズでスタート。ゆずっちがお薦めするので借りてきました。
まずは『StrikerS』の4年後、なのはが引き取ったヴィヴィオを主人公とする『ViVid』から。コンプエースで連載中。

聖王、覇王、冥王という太古の王の物語を交えながら、ヴィヴィオの成長を描く。『なのは』シリーズって、ぱっと見は美少女わっしょいなだけの作品と見せかけて、その実、結構重いストーリーが展開しているわけだが、本作は悪人ゼロの凄く爽やかなストーリーテリング。

『StS』最終回の時点で4期の主役がヴィヴィオになるのはあからさまだったわけだが、やはりこうやって実現すると、感慨深いものがあるな。
彼女の専用デバイスはセイクリッド・ハート。ママのデバイスの名前を一部貰っているのがイカス。
変身すると、かつて操られた際にも見せた大人モードに。何故、聖王モードをロリじゃなくしたし!!
しまぱんは正義ですね、分かります。

流石に3シリーズ分の積み重ねがあるので、キャラの多いこと多いこと。もう、ナンバーズなんて、誰が誰やら全然判らんw
ナンバーズの何人かはスバルのお父さんが引き取ったみたいだけど、お父さん、何気に凄いハーレムじゃないか!順番に夜の相手をやらせているに違いない(ぇ

なのはママとフェイトママは早く結婚すれば良いと思うの。

後書きによると長期連載らしいが、それは1話毎のページが少ない結果、長期連載になるのか、それとも単行本の巻数もそこそこいくということなのか。

いやしかし、これはアニメのコミカライズ扱いなのかな。でも、そもそも『なのは』自体が美少女ゲーム原作とも言えるしなぁ。カテゴリー分けが難しいな……。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

イラストリンク
ガラクタ・パーツ(スーパーダッシュ文庫、2008/01)
R-15 ようこそ天才学園へ!(スニーカー文庫、2009/07)
ウチの姫さまにはがっかりです…。(電撃文庫、2010/10)
まちがい英雄の異世界召喚(ファンタジア文庫、2014/02)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)

アニメ,コミカライズ

Posted by お亀納豆