【映画感想】宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

「その悔しさがあるなら、まだ戦える！」

2012年10月公開。宇宙刑事30周年記念作品。
『スペース・スクワッド』の公開が近付いているので予習のためにアマゾンプライムで観ました。ちなみに無料です。

公開当時は別に『宇宙刑事』シリーズ自体には特に興味が無かったから観に行かなかったんだよなぁ。
この年の１月に公開された『ゴーカイジャーＶＳギャバン』で復活したギャバンが今度は世代交代する物語となっている。

というわけで主人公は十文字撃／宇宙刑事ギャバンtypeＧとなり、初代ギャバンは撃を導く役回りとなっている。

導入が結構ゆったりした尺取りで、いきなり子供に優しくなくて笑う。しかも暗がりでの流血表現なんかもあって、えぇ……って。
結構、ダメージ描写がキツいのかなーと思いながら観ていたら、その後はほぼほぼ通常の戦隊レベルだったという。ｱﾙｪｰ?

先代ギャバンこと一条寺烈。高齢ながらキレッキレのアクションである。勝てる気がしねぇ……。

マクー側もかつて倒れていった怪人達に因んだキャラとして設定されているのか。
『ギャバン』の特徴である魔空空間のシーンも用意されているが、これ撮影大変だったんじゃねぇかなぁ。
ショッピングモールやら走行中の電車の中やらで戦うの大変そう……。

後に続く宇宙刑事であるシャリバンとシャイダーも登場。ゲキバイオレットと仮面ライダーバースなんだよなぁ。シンケンイエローもいるし、ニチアサ出過ぎじゃない？

主題歌は当時のものと新録のもの、両方を用意した模様。挿入歌の方が新録なのか。
うーん、大体漏れ聞こえてきていた通りの内容だったかな。ターゲットは当時視聴していた世代で、そういう人達が自分の子供を連れて観に来ることを想定していると思うんだが、いかんせんどっちに向けても中途半端な内容なっているように感じる。

撃を中心とした三角関係を置いて、それを話の中心にした時点で、ちびっこは置いてけぼりなんだよなぁ。そんなに難しいレベルの話をしているわけではないものの、理解出来ても面白いかというと……。

燃：A-　萌：B+　笑：B+　総：Ａ

映画リンク
・海賊戦隊ゴーカイジャーＶＳ宇宙刑事ギャバン THE MOVIE（2012/01）
・仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Ｚ（2013/04）

ゲストリンク
・特命戦隊ゴーバスターズ　Mission32「ギャバンとの友情タッグ！」

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