【コミカライズ】スクラップド・プリンセス 2巻【感想】
原作:榊 一郎 漫画:宗我部 としのり(そがべ)
「死ぬな。オレたちが護る」
2018年1月の新刊。
〈廃棄王女〉の強力な守護者であるユーマが倒れたことにより、パシフィカの生命を狙って現れる職業的殺人者(エリミネータ)達。
パシフィカがビッグ・ノイズに終われるシーン、ちょっとホラー風味入ってたな。
魔法発動の描写で浮かび上がっているのはモロにプログラム構文で。コミカライズでは世界の下に眠っているとんでもない真実をチラ見せしていく方針ってことかも。
〈罪人(コンヴィクト)〉の哀しい過去。しかし壊れてしまった彼にもう戻るべき道は無く。破滅するしかなかった彼の最期がえげつない。
そうそう、『棄てプリ』ってこういう展開、結構多かったよな……。そう思うと、近年の榊さんの作風の何とマイルドなことか。
ふと思ったんだけど、完結まで辿り着くために原作3巻や6巻等、直接的に本編進行と関わらないエピソードはすっ飛ばすという手もあるな……。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・スクラップド・プリンセス 1巻(2017/05)
・スクラップド・プリンセス 3巻(2018/07)
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スクラップド・プリンセス 2 (ファミ通クリアコミックス) | |
宗我部 としのり 榊 一郎
KADOKAWA 2018-01-15 |
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