【ラノベ】何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが？ ２巻【感想】

著：出井 愛　イラスト：西沢 ５㍉

「指切りげんまん～♪ウソついたら～♪
お兄ちゃんのラノベ……燃やす！指切った♪」

お前それ、惨たらしく殺すって言ってるのと同義だからな。
2019年３月の新刊。約１週間の積み。４ヶ月振りの新刊。
１巻を読んだ段階ではヒロインとしては朝倉さんの独壇場になるんだろうと思っていたが、どうやらそうでもないようで。今回の表紙は朝倉さんの親友、桃井さん。おっぱいが乗っとるで。

さて、演劇をすることになった安藤君のクラス。脚本決めにキャスティング、その中で委員長や桃井さんは安藤君と朝倉さんをくっつけようと画策するが……。
ショートショート集と見せかけて、これは普通の長編を細かく区切っているだけなのでは……。
１巻はもうちょっと色んな話が入ってなかったかな……。

知らなかったことを恥ずかしがるのではなく、新たに知ったことを喜べって深イイ話ですね。こういうポジティブシンキングしていきたい。

しれっと特撮やアニメネタが入ってるのがアレ。貴女が信じる自分を信じるって、それ『天元突破グレンラガン』やんけ。
特撮ネタも結構多い。１巻の粗筋からして『仮面ライダージオウ』だしなー。『仮面ライダー鎧武』と『ウルトラマンジード』も。後は他にも何かあったのかしら。

ところでクラスメイトのアホの山田が脳内で『ちびまる子ちゃん』の山田になってしまって仕方が無い。あそこまで酷いビジュアルではないと思うのだが……。挿絵に出たことあったっけ？

なかなか素直になれない朝倉さんに宣戦布告する桃井さん。朝倉さん、「ぽぺぇ……？」じゃねーよｗ
これはヒロイン達による安藤君争奪戦の方向へ流れていくのか……。

登場人物が増えてきたことで、余計に地の文が無いことの弊害が出ているような……。誰の台詞だよって思うポイントが増えたと感じましたね。
ページの都合なのか本編終了後に次巻予告が入って、その後に後書きという珍しい構成。他にそんな構成になってるのあったかしら。

後書きによると、ここから文庫とweb版でルート分岐するそうで。試み自体は面白いんだけど、ヒロイン達の恋の鞘当が始まりそうになった時点で、俺の好みから外れていきそうなので、うーん、これは続きが出ても買わないかなー。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：A-　総：A-

シリーズリンク
・何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが？（2018/11）

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