【ボーダー】薔薇十字叢書 縊鬼の囀【感想/ネタバレ】
著:愁堂 れな イラスト:遠田 志帆 Founder:京極 夏彦
「関にでも僕にでもいい。他の誰でもいいさ。誰かに自分がどのようなことに巻き込まれていて、どう行動しようと思っていると、伝えてから巻き込まれろ。この馬鹿者!」
富士見L文庫2017年5月の新刊。約2年10ヶ月3週間半の積み。1年7ヶ月振りの新刊。『おたすけ幽霊カフェ』からは5ヶ月振り。
タイトルは「いつきのさえずり」と読みます。
縊る鬼なんて物騒な名前とさえずりという可愛らしい言葉の組み合わせが何とも不気味ですね。
2度目の参戦となる愁堂さんは今回も京極堂達の学生時代を切り取ったエピソード。今回出番が多いのは関口先生と榎木津のコンビ。
事件を通して、めっちゃ分かり憎いけど3人の間には確かに友情があると確認出来るのが良いですね。ほんと分かりづらいけどな……w
兄に対してコンプレックスがあるらしい榎木津は度々ばつの悪そうな表情を見せる。いつも自信満々な印象が強いから新鮮。
燃:C 萌:C 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・薔薇十字叢書 天邪鬼の輩(2015/10)
シェワード・ワールドリンク
・薔薇十字叢書 蜃の楼(富士見L文庫、2017/05)
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