【ラノベ】エンジェル・ハウリング2 戦慄の門-from the aspect of FURIU【2巻/感想/ネタバレ】

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著:秋田 禎信 イラスト:椎名 優

「正しい決断なんて、この世のどこにもありはしない」

2001年4月刊行物。
ドラマガ連載分をまとめた、もうひとりの主人公フリウの物語。寂れた村で暮らす少女フリウはある日、硝化の森でとある少女と遭遇する。それを皮切りに村に次々と異質な人物達が現れて……。
これ、書き下ろしあんのかな。プロローグとエピローグくらいは書き下ろしかも。

フリウの養父ベスポルトはミズーが捜していた人物だね。いずれ交わることが予想されるミズーとフリウの物語……と思っていたら、2巻にしていきなり交わってきてワロタ
そんなに早く交わっちゃうのかよ。1巻では絶妙にニアミスだったから焦らしに焦らしての遭遇になるのかと……。
時系列も前後しておらず、ほぼほぼ素直に続きになってるっぽい?

ミズーの物語が闇なら、フリウの側は光の物語……と思うじゃん?こちらもなかなかの闇でしたわ……。脇役やモブの殺され方がえっぐいのよ……。
人精霊のスィリーが賑やかしとして配置されてはいるけど、こいつ、作品の雰囲気に全く嚙み合ってなくないか?言動がいちいちサムいんだよなぁ……。

フリウの水晶眼に封印されている破壊精霊ウルトプライド、禍々しいデザインが格好良い。フリウの目に入るもの全てを破壊するのはフリウを守るため……という感じでもないのかな。ガチの危険存在なのか……。

うーん、うぉぉおおおお!!続き読む!!!!というテンションまではいっていないが、8年前に何があったのかとか、精霊アマワと契約者達の関係とか、そういうところは気になるので3巻はひとまず読みたいですね。

燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
エンジェル・ハウリング1 獅子序章-from the aspect of MIZU(2000/10)
エンジェル・ハウリング3 獣の時間-from the aspect of MIZU(2001/10)

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エンジェル・ハウリング2 戦慄の門-from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)