【ラノベ】負けヒロインが多すぎる!【1巻/感想/ネタバレ】
著:雨森 たきび(あまもり) イラスト:いみぎむる
「個性って言葉、そんなに万能じゃないぞ」
ガガガ文庫2021年7月刊行物。約1ヶ月半週間の積み。第15回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作品。
アニメの出来が良かったので読んでみました。
応募タイトルは「俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか」。これ、アニメ最終話のサブタイに流用されてるんだけど、アニメ化以前にもどこかで使ったんだろうか。
クラスでも存在感の無いぼっち、温水和彦はある日、クラスメイトの八奈見杏菜が幼馴染みのイケメンに振られる場面を目撃してしまう。なりゆきで傷心の彼女を慰める内に、彼は恋に破れた女の子、いわゆる負けヒロイン達と関わることになっていき……。
アニメが完全再現+αで作られていたことが分かりましたね。アニメの出来が完璧過ぎて後から原作を読むとパワー不足を感じちゃったな……。
和彦のツッコミが文章だと、ただただローテンションなだけに見えてしまってさ。ローだけど鋭い、みたいなのを期待してたんだけど。
感嘆の「あぁ」を「嗚呼」と書くの、作風から浮いてないか?和彦の痛い部分を表現してるのかもしれんけど。冒頭で多用してたから、このノリが続くとキツいかも……と思っちゃった。
あれ、華恋ってイギリスに行くって話じゃなかった?無かったことになったのかな?
このまま読み続けていくことになるかと思ったが、意外にも買い続けようとは思わなかったね。
燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A
小学館ライトノベル大賞ガガガ賞リンク
・《このラブコメがすごい!!》堂々の三位!(第12回、2018/05)
・夏へのトンネル、さよならの出口(第13回、2019/07)
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