機動戦士ガンダムAGE 最終話「永き旅の終わり」
「爺ちゃんはなれたんだね。みんなを救える本当の救世主に」
さあ、いよいよ最終回です。
司令官を失い、後が無くなったヴェイガンはゼラ・ギンスを最強のMSヴェイガン・ギアに搭乗させて送り出す。
ヴェイガン・ギアはシドと同じく3Dっぽいな。
いやしかし、何でこんなどうでも良いキャラがラスボスなんだよ……。ヴェイガン・ギアとか唐突過ぎる。
戦闘中、いきなり現れたシドがヴェイガン・ギアと無理矢理合体し、大暴走。シドが出て来た意味が理解らない……。
ナトーラ艦長達がビシディアンのクルーを押しのけてブリッジを占拠していたのは一体……?
流石、連邦の軍人さんやで!展開かと思えば、何も無かったでござる。
キオの説得の効果なのか、これまで死んでいった人達の幻影が少年時代のフリットに語りかけてくる。
ここだけ見ると、良いシーンなんだけど、どうしてもエミリーガン無視でユリンユリン言ってるフリットに違和感が……。
ホント、エミリーって世代を繋ぐためだけの存在だったんだな。
ってか、フリットの少年時代出すなら、アセムも出してやれよ……(´・ω・`)
で、救世主として覚醒したフリットの一声で、連邦とヴェイガンは協力し、自滅しそうになるセカンドムーンを救うのであった。
ぼんやり見てると、何だか綺麗に終わっているような気がしないでもない不思議。
この後、AGEシステムとEXA-DBを統合し、天使の落日から100年後、マーズレイ対策が成ったそうな。
空気扱いのラスボス戦なんぞやってないで、エピローグに時間割けば良かったのに。
EDはまさかの通常版。まじかよ……。その後に、とってつけたようなエピローグ。天使の落日から100年後、フリットの銅像を見上げる老いたアセムとキオのカットで締め。それも、はっきりと2人の顔が映るわけでもないという。
総評
そういうわけで、3つの運命が歴史になる『機動戦士ガンダムAGE』全49話、これにて終了。
うーむ、非常に勿体無い作品だったよな。高級食材と最新設備のキッチンを使って、ド素人が作った料理みたいな。
ただ、4thOPは間違い無く傑作だったと言える。ホント、あれだけ見ると、本編がメチャンコ面白そうに見えるからな……。
3世代に渡って展開する物語という構成は凄い俺好みだっただけに、余計に残念なんだよなぁ。
もっと世代を越えて登場するキャラとか、誰かの子供みたいなキャラが居ても良かったと思うんだよなぁ。
居ても、あんまり親の話をしないから繋がりが見え難かったし。
作画も凄い綺麗だったし、MSもそれだけで見れば、なかなか格好良いデザインだったと思うんだよな。AGE-3とAGE-FXのプラモ欲しい気持ちもある。あと、クランシェとダナジンとか。
重ねて言うが、全体の構成がド下手糞過ぎたということですね。お、ちょっと面白くなってきたか?と思わせておいて、すぐにグダるというのを1年間繰り返し続けたわけでなぁ……。うーむ。
ランクがそこまで低くなかったのは、作画とメカと主題歌のお陰だからなぁ。
燃:A 萌:B- 笑:C 総:A-
エピソードリンク
・第48話「絶望の煌めき」
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