ビブリア古書堂の事件手帖 第一話「夏目漱石 それから」

「私、古い本が好きなんです」

キャスティング以外は悪くない。

メディアワークス文庫の大人気シリーズがドラマ化。実写化はすると思ってたけど、まさか月9とは……。
終わり切っているキャストが発表された時点でハードルは無くなったようなものなので、いざ始まってみると、意外と落ち着いた気持ちで見れました。
初回は15分拡大版。

おおまかなストーリーにまでは改変の手は及んでいないようで、解かれる謎自体は同じ。その過程で、色々と変更が加えられている。
まず、栞子さんが入院しているという設定が消えている。本に囲まれた空間での謎解きってのを強調したかったのかもしれん。

入院絡みのエピソードは最後の2話くらいでやりそうな気もする。
今回はサブタイ通り、大輔の家系の秘密に迫ることに。完全オリジナル設定である喫茶店周りのキャラクターも、まぁ1つのエピソードを1時間の尺で展開しようと思えば、必要な措置と考えることも出来る。

動きが全然無いストーリーを、どう映像化しているかを意識しながら見ると面白くなる可能性が微レ存……?

大輔は何故か、眼鏡+一人称が「僕」で若干弱々しくなってしまった。何でやねん。
加えて、栞子さんの妹の文香が文也に性転換。何でやねん。

EDでは、今回扱った本の紹介が。
そんな具合で、始まってしまった『ビブリア古書堂の事件手帖』でした。思ったほど苦痛ではなかったので良かった。
ただ、栞子さんと大輔の滑舌悪くね?ってか、お芝居のレベルが低くね?普段、全然ドラマを見ないから基準が理解らんな。

放送中にメディアワークス文庫のCMがあるかと思ったけど、気のせいだったんだぜ。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
第二話「小山清 落穂拾ひ・聖アンデルセン」

原作リンク
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~