ストライク・ザ・ブラッド7 焔光の夜伯
「大丈夫━━勝ちますよ。この〝聖殲〟は、第四真祖(カレ)だけの戦争(たたかい)ではありませんから」
2013年4月の新刊。約4ヶ月4週間の積み。隔月刊行。
劇中では「カレイドブラッド」と読んでいるけど、サブタイは「えんこうのやはく」と読みます。
表紙は綺麗なんだけど、やっぱりそろそろ変化をつけてほしいよなぁ。
さて、いよいよ古城が第四真祖になったときのことが語られる……のかと思いきや、語られそうで語られなかったというか、そもそも古城は本当に第四真祖なのか?という展開に。
過去編と現代編が交互に描かれていくという変則構成。
暁兄妹のお父さんが初登場なんだけど、名前が「牙城」とか格好良過ぎワロタ
両親とも、がっちり話に絡んできそうですよね。
取り敢えず第四真祖というのは、第一から第三までの真祖が造り出した兵器で、その数は少なくとも12体。
もしかして第四真祖それぞれが12体の眷獣を持っているんだろうか。
いずれ戦うことになる相手は、この世界を生み出した存在ってことなのかなぁ。
現状、暁兄妹にはアヴローラが力の一部を分け与えている状態なのか。でも眷獣は全部、暁兄妹の方に委譲されてそうなんだよな。
一方、これまで巻き込まれるばかりだった浅葱にも何やらストーリーの核心に関わる秘密が隠されているようで……。
そして〝聖殲〟なんて、これまた香ばしいワードが出て来ましたが……。おいおい、設定開示で一気に面白くなってきたじゃねーか……。
次は2013年7月に8巻『愚者と暴君』、10月に9巻『黒の剣巫』。
燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+
シリーズリンク
・ストライク・ザ・ブラッド6 錬金術師の帰還(2013/02)
・ストライク・ザ・ブラッド8 愚者と暴君(2013/07)
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