アクセル・ワールド17 -星の揺りかご-

アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:HIMA

「たとえいつかポイント全損して、ブレイン・バースト・プログラムも、加速の力も、自分がバーストリンカーだったっていう記憶さえもなくしちまっても、心の中に残るものはきっとある。あたしゃそう思うよ」

メタトロン様のおっぱい台に

僕はなりたい。

そんで、愚か者!勝手に頭の位置座標を変えるなと何度言えば解るのです!とか怒られたい。
2014年10月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。『ソードアート・オンライン015 アリシゼーション・インベーディング』からは隔月刊行。

『絶対ナル孤独者』が始まったから益々刊行ペースが遅くなってしまったな……。多分売り上げを考えると、『SAO』の4ヶ月ペースが崩せないだろうから、必然的に『AW』が割を食ってしまうのか。
まぁ、『AW』は前巻で話に一区切りついてるから後回しにされたのかもしれんけど。いや、そう思いたいw

表紙は水着姿の黒雪姫先輩とフーコ師匠。10巻のときは表紙に騙されたけど、今回はちゃんと水着回です。
口絵でも皆の水着姿が拝めるんだけど、よりによってあきらさんが見開きの境目に居る所為で悲惨なことに。最初、居ないと思っちゃったよ……。

さて、七王会議で加速研究会を潰すことは七大レギオンの総意となった。《オシラトリ・ユニヴァース》の秘密を知っている素振りをちらりとも見せない《アイボリー・タワー》の動向が気になるものの、研究会の拠点が判明次第、総攻撃を仕掛けることに。

《ネガ・ネビュラス》としては、その前にまず《グレート・ウォール》との休戦協定を結ばなくてはいけなくて……。
前巻の後書きで言っていた「次の話は鎧も眼球も出て来ない明るめの話」というのは嘘ではなかったか。ただ、今後、どう展開するかは判らないけど。

で、何故か挿絵にも登場出来る井関さんの存在感な。まさか実はバーストリンカーでした……なんてことはないと思うけど。
それに、いきなり現れたハルユキ達のクラスメイト、生沢真優(いくざわ・まゆう)も気になるところ。

んで、まぁ水着回なんだけど、そんなことよりメタトロン様がメチャクチャ可愛い。どうなってるの。
特に黒雪姫先輩達に侮辱されて涙目になるメタトロン様が超可愛い。

巻末にはアニメのDVDとBlu-rayに特典として付いていた書き下ろし短編『黒の双剣、銀の双翼 2046年11月』を収録。
《四元素》最後の1人《グラファイト・エッジ》の人となりが少しだけ判る短編。どうやらこの内容が今後本編に絡んでくるらしいのだが……?

いやしかし、12巻のときも思ったけど、巻末に短編を収録しているなら先に言っておいてくれよ……。まだ何十ページかあると思いながら読んでいたら、急にバサーって終わるのは辛いぞ……。

次は2014年12月に『ソードアート・オンライン プログレッシブ』3巻、2015年2月に『絶対ナル孤独者2 -発火者 The Igniter-』です。最速でも『AW』は半年待ちじゃねーかw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アクセル・ワールド16 -白雪姫の微睡-(2014/02)
アクセル・ワールド18 -黒の双剣士-(2015/06)

著者リンク
ソードアート・オンライン015 アリシゼーション・インベーディング(2014/08)
ソードアート・オンライン プログレッシブ <003>(2014/12)

電撃文庫

Posted by お亀納豆