やがて魔剱のアリスベルⅤ 必殺の時刻

やがて魔剱のアリスベル (5) 必殺の時刻 (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

(━━まだ直接の恨みは無いが、妖刕の静刃が殺(と)らせてもらうぜ。遠山キンジ)

2015年1月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。7ヶ月振りの新刊。刊行ペースは『緋弾のアリア』優先なんだろうか。まぁ、あっちはメディアミックスが色々動いてるしなぁ。
表紙のアリスベルはここにきて、初めて制服姿じゃないのね。
サブタイは「リーサル・アワー」と読みます。

さて、逃れ逃れて静刃達が辿り着いたのは2009年の欧州ということで、そう、この時代はまさに『緋弾のアリア』の時代なんだよな。
『緋弾のアリアⅩⅥ 星の砦の人狼』で描かれた主人公対決が静刃視点で描かれる。キンジさんが完全に化け物みたいな扱いで草。

極東戦役に絡んでいるキャラが出るわ出るわ。権利関係的な問題があるのか、『アリア』で登場済のキャラはイラストには一切登場しない。

2009年で出会った妖、クエスの協力でやっと元の時代に戻れる……と思いきや、騙されちゃったでござるの巻。
おいおい、まだ現代に帰れないのかよ……。いや過去に行く流れになってからの方が面白いから良いんだけど、最初に沢山ヒロインを出した意味あったのかしら……。
それはそうとラーメン食べたくなったよな。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅣ 緋色の挑戦者(2014/05)
やがて魔剱のアリスベルⅥ さらば妖刕(2016/01)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅨ 小舞曲を御一緒に(MF文庫J、2014/12)

電撃文庫

Posted by お亀納豆