荒川アンダーザブリッジ <15>
流れ星をつかうむような確率で、僕は君をつかまえる。
2015年11月の新刊にして最終巻。
表紙は遂にリク。流石に最後は主人公を持ってきたか。同時発売のファンブックは表紙がニノさんになっており、こちらと合わせた構図となっている。
あれよあれよと話が進み、ニノさんの出生の秘密が明らかになる。結局、ニノさんは何にも嘘ついてなかったし、誰かに間違ったことを吹き込まれていたわけでもなかったんだな。
何やかんや言いながらもド直球の金星人が出て来るとは思ってなかったわ……。
エピローグはもちょっと長くても良かったのよ。星と村長の素顔は結局、はっきりとは判らず仕舞いか……。
総評
そんなわけで金星人に恋をさせる『荒川アンダーザブリッジ』全15巻でした。コミックスだけで言うと足掛け10年4ヶ月か。途中で休載を挟んだりしてる筈だし、実際の長さはもうちょっと短いにしても、やっぱり長い。
中盤くらいまでのギャグはキレッキレで面白かったんだけど、真面目な話の量が増え始めた辺りから、どっちつかずな雰囲気になってきたのが惜しかったな……。
15冊引っ張る内容ではなかったと思うんだよ。10冊以内でスパッと終わってほしかったという気持ちがある。
燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-
シリーズリンク
・荒川アンダーザブリッジ <14>(2014/05)
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