晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子 (講談社タイガ)
著:野村 美月 イラスト:志村 貴子

有海さん、絶対に、オレに見せつけている!

2016年4月の新刊。5ヶ月2週間の積み。半年振りの新刊。
今回も連作短編集形式。だから、これはミステリと言って良いレベルなのかどうか……うーむ。
ただ、いつもの野村さん節は全開なので著者買いしている人にとっては無問題だろう。

幼稚園の園長を勤める小鳥遊さんがどんどん良いキャラになってきてる。先輩とその息子を守るために毅然とした対応をとる小鳥遊さん格好良過ぎでしょ……。思わず、抱いて!ってなる(ぉ
巴崎さんに想いが届いてほしいところですが……。

ひまりさんが犬の有海さんを旦那ですと言い切っている謎は今回も明かされず。思わせ振りな情報ばかりが増えていってるぞ。
いやしかし、飼い犬を旦那と言い切るひまりさんを普通に受け入れている晴追町、懐が深過ぎるだろw
触らぬ神に祟りなしって雰囲気でもなくて、普通に接しているしな……。

ラストは次巻が気になる引き方をしているが、3巻の刊行予定は発表されてないんだよなぁ。打ち切りなのか、野村さんの体調の問題なのか……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と(2015/10)

講談社タイガ

Posted by お亀納豆