【ラノベ感想】エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6巻
著:東 龍乃助 イラスト:みこと あけみ、汐山 このむ
「十万億土に広がる現実(糞の山)より……私は、あの人のくれた理想(贈り物)がいい!」
2017年4月の新刊。約2ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は大和と新キャラ、恋華(レンファ)。口絵のサービスカットは特に本編と関係無いよ!やったー!
いやしかし初の表紙登場男性キャラが大和になるとは……。あぁ、でもエイルン以外の男で誰かとなったら彼くらいしかいないか。アギトは表紙に向いてないと思うし。
さて、第2部突入。エイルンの死亡によって崩れ去った全て。氷室義塾は政府に吸収され、【テンナンバー】は世界各地に散り散りになっていた。
そんな中、暗躍する謎の存在達……。
ジンとアギトが協力して動いていることは理解るんだけど、2人とも言動が思わせ振り過ぎて、すんげーもやもやするw
彼等の目的もマリスを倒すことと思って良いのかしら。どうも「ドールワルツレクイエム」の中にもマリスと呼ばれる存在はいるようだが……。
この1年の間に人類が突然マリス化するトゥーレイト種が登場。しかも時間経過でクイーン種へ進化するってんだから最早ギャグの域である。
こんなん魔女狩り展開まっしぐらじゃないっすか……。
そして新たに設立された組織。勇者の遺志を受け継ぐ【エイルンコード】。おっと、ここでタイトルに近い言葉が出て来たか。
ラストの振りもあるから、流石にエイルンがこのまま死亡していて出番が無いってことは無いと思うが、最終巻ではマジで死にそうになってきたな……。彼が残した最後の言葉に「エイルン・ラストコード」ってルビ振られそう。
あれ、帯に「最泣き」なんてめちゃんこハードルの上がることが書いてあったのに、そんな展開だったか?まだ今後の盛り上がりに向けてチャージしている段階のように思うんだが……。
てっきりエイルンが復活して、「この悲しみを打ち砕く!」→俺「んっほぉぉぉおおぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!ビターンビターン!」みたいなことになるとばかり……。
燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5巻(2016/11)
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 7巻(2017/10)
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6 (MF文庫J) | |
東 龍乃助 みこと あけみ
KADOKAWA 2017-04-25 |
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