【ラノベ】ラストラウンド・アーサーズ4 最弱の騎士と最も優れた騎士【4巻/感想】
著:羊 太郎 イラスト:はいむら きよたか
「バカねぇ、凜太朗!スキャンダルなんて探すものじゃない、作るものよ!?」
「マスゴミか、お前!?」
2019年8月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『ロクでなし』15巻と同時発売。
兼業作家でありながら2作同時刊行をちょいちょいやってる羊さんの仕事量、ヤバいことになってるのでは……。
さて、マーリンの覚醒を促し、消えていった那雪を取り戻すため、湖の貴婦人達を締め上げに行く凜太朗。
湖の貴婦人達って、得体の知れない強さを秘めているのかと思いきや、凜太朗にボッコボコにされちゃうんだなw
そんな凜太朗も伝説のアーサー王すら手に入れることが出来なかった聖杯の力に惑わされてしまって。
いつもは支えてもらってる瑠奈が凜太朗をフォローする側に回るという構図の逆転が面白い……のだが、どうにも瑠奈のヒロイン力があまり強くないのが気になる。
ようやく、ようやくケイ卿の活躍どころが。ストーリーのメインにはなれなかったけど、これで初期キャラの面目躍如かなー。今回のラストで仲間が増えたから、次巻では速攻空気に戻っている可能性もあるが……。
良い感じに退場しようとするガラハッド卿の首根っこを掴まえて無理くり仲間に引き入れるパワープレイワロタ
そして現れる《魔眼の魔神》バロール。魔眼にケルト神話と言われたら、もしかして……とは思ったが。
バロールといえば『いづれ神話の放課後選争』が記憶に新しいですね。しかし魔神の登場とは、一気にスケールアップしたな……。
と思ったら、後書きで結末に向けて収束し始めたって言ってるやん。完結が近いのか……?
凜太朗達と絡みはしなかったものの、蒼馬は生きてたのか。継承戦から退場したとは明言されてなかったんだっけ。
あっ、今回見た目グロ料理ノルマがありませんでしたね。いや、そもそもノルマじゃねぇからw
燃:A- 萌:B+ 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・ラストラウンド・アーサーズ3 雪の少女とアーサー殺しの王(2019/04)
・ラストラウンド・アーサーズ5 過去の王と未来の王(2020/01)
著者リンク
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15巻(2019/08)
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