【ラノベ】緋弾のアリアⅩⅩⅩⅡ 蒼穹の密使【32巻/感想】

緋弾のアリアXXXII 蒼穹の密使 (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

父さんの強さを思うと、もうなんだか可笑しくなってきてしまって……
俺たちは、笑う。
父さんは生きていた。強かった。それが、嬉しくて、可笑しくて。笑う。

2019年12月の新刊。約3日の積み。半年振りの新刊。『チアーズ!』5巻からは隔月刊行。
表紙は新ヒロイン、エルフのエンディミラ。いかつい弓を構えているポーズがばちこりキマっていますね。
サブタイの「密使」は「エトランゼ」と読む。

ピンナップはアリアとレキ。えっ、この人達、今回ほぼ出番無いじゃんかよ。
あれ、キャラ相関図が速攻消えてる……。やっぱり評価良くなかったのかしらw
さて、遂に辿り着いた偉大なる父、金叉。その圧倒的な強さの前に遠山兄弟は……。

キンジとジーサードの攻撃をあっさりといなしてしまうお父さん。しかし、それでもヒステリアモードですらないらしい。嘘でしょ……。
更に、どうやらお父さんは記憶を消されている模様。マジか……。對卒の問題、どうすんだよ……。

とはいえ父が生きていただけでなく、とてつもなく強かったことが嬉しくもある遠山兄弟。彼等にしか分からない親子の絆があるってのは良いものですね。

この戦いを通じて、キンジの奴隷となることになったNのエンディミラ。年上の金髪巨乳エルフが奴隷とか捗り過ぎるんだよなぁ……。
バニーだったりチアガールだったり女教師だったりと、今回はずっとエンディミラのターン!である。

またしても金欠となったキンジは学校の先生に。ついちょっと前までアメリカで大バトルを繰り広げていたかと思えば、次の舞台は日本の私立高とか振れ幅がデカ過ぎるって話です。
何気に蘭豹先生、挿絵初登場じゃない?昔にも出たことある?

先生としての務めをきっちり果たそうとするキンジ、ただのカッコメンなんだよなぁ。1mmも迷わず、万引きをした生徒を迎えに行くの痺れるほど格好良い。
ンモ~、キンジはすぐ格好良いことする~。

エンディミラとのいちゃいちゃも長くは続かず、別れとその先に新しい出会いが待っている。
時間も跳び越え出したら、いよいよ今後の展開が読めないよなぁ。次は軍事色強いお話になるのかしら……。どんどん對卒問題から遠ざかっていってない……?キンジの頭はもつのだろうか……w

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
緋弾のアリアⅩⅩⅩⅠ 静かなる鬼(2019/06)
緋弾のアリアⅩⅩⅩⅢ 花冠の帰還兵(2020/06)

著者リンク
チアーズ! 5巻(2019/10)

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Posted by お亀納豆