【ラノベ】俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑮ 黒猫if 上【感想/ネタバレ】
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ
「ぜんぶ本音だ。お互いが大嫌いで、心配で、消えて欲しくて、いないとさみしい。そんなもんだ、俺たちは。そんなもんだ、兄妹って。姉妹だって、同じじゃねーの?」
2020年9月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。おやおや、思いの外早い刊行ペースですね。
うん?アニメ放映中というわけでもないのに帯に使ってる素材、アニメから引っ張って来てるな……。
さて、予告されていた黒猫編なわけですが。あやせ編と同じくPSPゲームのシナリオをノベライズした本かと思いきや、完全書き下ろし……だと……?ゴクリ
何やらゲームの方は伏見さんが書いていないとかで、権利関係的なアレっぽいですね。
ゲー研の取材合宿で離島へとやって来た京介と黒猫はそこで不思議な少女、槙島悠(はるか)と出会う。彼女は何故か2人の事を知っているようで……。
冒頭には超常現象要素が含まれる、との注意書きが。これは今までそんな要素を出してこなかったのに、急にそういうネタに触れることに対する予防線ってことかしら。
前にアニメ版で設定が変わることを事前に説明していたりと、伏見さん、予防線張ってくるの好きだな……。何かトラウマでもあんのかな……。
基本的に京介と黒猫の甘酸っぱい恋模様と悠との関係性にスポットが当てられているので、何かこうオタク要素的にぶっ飛んだ展開があるという雰囲気ではない。
黒猫とのいちゃいちゃは本編でも結構なボリュームでやってるから、こういうちょっと捻った内容になったのかしらん。
うーん、当時本編を読んでいた頃は黒猫可愛ぇぇえええええええぬっはあぁああああああああんん!!ってなっていた気がするのだが、今読んでも可愛いな~くらいにしか思わない……。これが年をとったということなのか……?
エピローグでは遠い未来、幸せに暮らす京介と黒猫の姿が。え、上巻だよね?完全完結してるエピローグなんだけど?
後書きによると下巻は日常シーン多めになるとのことだが……。どういうバランスなんだ……。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑭ あやせif 下(2020/06)
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑯ 黒猫if 下(2021/03)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません