【ラノベ】天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる【感想/ネタバレ】
著:伊藤 ジロー/土田 太郎 イラスト:Ixy
「こうやってパンツを見せると、それだけで売り上げやアンケートの結果が違ってくるのである」
メガミ文庫2010年9月の新刊。約10年8ヶ月2週間半の積み。第2回メガミノベル大賞属性賞天使賞受賞作品。多分タイトル買いだったんじゃないかなぁ。
ラノベにしては珍しく複数人名義での執筆スタイルなんだな。
女子高生、兎子(うさぎこ)をオタク聖人とするために降臨した天使ラノベエル。下心から彼女の存在を受け入れる兎子だったが、ラノベエルには全く働く気が無くて……。
うーん、何とも掴みどころの無い話であるなぁ。時々笑えるギャグはあるものの、ギャグ小説と呼べるほどのパンチが無いんだよなぁ。ラブコメにウエイトを置いてるならそれでも良いんだけど、ラブコメ成分はギャグよりも更に薄い。
イラストで釣れれば良かったんだろうけど、この頃のIxyさんのイラストのクオリティやばない?
売り上げ云々の話をしておきながら、男性向けラノベでは鬼門と言われている女性主人公なのはわざとなのかたまたまなのか……。
案の定、この後、伊藤さんと土田さんが本を出すことは無かったのである……合掌。
燃:C 萌:B- 笑:A 総:A-
イラストリンク
・やむなく覚醒!!邪神大沼(ガガガ文庫、2009/06)
・ぼくこい(スニーカー文庫、2010/05)
・なれる!SE 2週間でわかる!?SE入門(電撃文庫、2010/06)
・ヒャクヤッコの百夜行(このライトノベルがすごい!文庫、2013/10)
第2回メガミノベル大賞リンク
・倒錯クロスファイト(金賞、2011/01)
メガミノベル大賞属性賞リンク
・ゴほうし!(第1回菌賞、2009/09)
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