【ラノベ】ライトノベルの楽しい書き方 ８巻【感想／ネタバレ】

著：本田 透　イラスト：桐野 霞

「幼い与さんのゲロ……超萌える！吐いてっ！ぜひに吐いてっ！」
「俺、持ち帰る！」
「俺なんかその場で調理するもんねっ！」

えぇ……（困惑）
2011年３月の新刊。約10年５ヶ月３週間の積み。４ヶ月振りの新刊。
表紙は制服姿の剣と市古さん。市古さん、何でオラオラしく剣のネクタイを掴んでるのん……？

さて、前巻の気になる引きで、一体八雲の進路問題はどう着地するのか……と思っていたら、唐突にＧＡマガジン等に掲載されたエピソードをまとめた短編集である。本編クライマックス突入前に短編集やっとこうってことかしら。

素直にラブコメやってるか日常コメディをやっているエピソードは安定してるんだけれども、ＳＦネタもどきみたいなものをやり出すと随分と不安定なクオリティに。アッターＡは読んでいて辛かった……どういうネタなんや……。
『33分探偵』ネタはｸｯｿ懐かしいな。

ココナツの編集者物語は、どんなに優秀な仕事っぷりを見せても権力者相手に粗相をしたら一発アウトというえげつなさで胃が痛い。しかも周りに無理矢理飲まされた酒の所為で……うぅっ(´；ω；`)

最後は剣のお母さんのお墓参りに行く剣と八雲。無軌道な短編集だったのに最後で何をしんみりさせてきとんねん。
次は2011年８月に９巻、2012年１月に10巻。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：B+　総：A-

シリーズリンク
・ライトノベルの楽しい書き方 ７巻（2010/11）
・ライトノベルの楽しい書き方 ９巻（2011/08）

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ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)