【ラノベ】ライトノベルの楽しい書き方 9巻【感想/ネタバレ】
著:本田 透 イラスト:桐野 霞
「そうだ。あの子はそういう子だよ。自分が幸せになることよりも、親友に幸せを届ける方がずっと嬉しいんだよ」
2011年8月の新刊。約10年1ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙はシリアスな表情を浮かべる剣ということで物語はいよいよクライマックスに。
剣の父の帰国によって事態は急転直下。あたえやは立ち退きを迫られるわ、八雲と剣の交際は否定されるわ、八雲は留学するかどうかを短い期間で決めないといけないわで、様々な事情が絡み合って雁字搦めに……。
八雲と剣はどうにも内罰的で周囲が背中を押しても押してもなかなかに動こうとしてくれない。そりゃ人生の進路に大きく影響する要素が同時に2つも3つも襲い掛かってきたらしんどいよね……。
一方、まるみさん、市古さんのお父さん、剣のお父さんと謎の三角関係を形成してしまった大人組の結末も気になるところ。
まるみさん、あんなキリっとしたお顔もされるんですね……。
八雲を求めて駆け出す剣。しかし、当の八雲はアメリカへ旅立った直後で……。アメリカまで追い掛けて将来を誓い合うんだろうか……。
ところで今回イラストがかなり良くなかったです?市古さんのレース多めの私服とかイマドキガーリーな委員長とか。
次はいよいよラスト、2012年1月に10巻。
燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A
シリーズリンク
・ライトノベルの楽しい書き方 8巻(2011/03)
・ライトノベルの楽しい書き方 10巻(2012/01)
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