【アニメ】フルーツバスケット The Final 最終話「いってきます」【第13話/感想/ネタバレ】
「愛するってのは目の前にあるものだけを愛するんじゃなくて、過去も未来も抱き締めることかもしれない」
OPカットで最終回開始。あっ、サブタイが1期1話と被せてある。エッモ……。1期の時は漢字表記で今回は平仮名。漢字を充てないことで、色んな意味を内包しているってことかなぁ。
いきなりうおちゃんがピー音付きの台詞を発していて吹く。
真知をおちょくって怒られる翔。容赦なく顔面グーパンチなのほんと笑う。兄弟だからって遠慮無さ過ぎィ!
いやしかしほんと真知のヒロイン力高いよなぁ……。
透への感謝を示す由希のシーン、これまでの思い出を振り返りながらで感慨深いよねぇ。登場順としては夾よりも由希の方が先だからな。構成的にはこれでしっくりくる。
主要キャラは一通り出番あったかな。利津もいつの間にかみっちゃんと良い雰囲気になってたりするし、そうなってくると相手のいない楽羅や紅葉にも誰か一緒に生きていきたいと思える人が現れてほしいと願わずにはいられない。
依鈴は殆どの十二支が慊人を許している中で、許さないというスタンスを崩さない。俺も基本的に許さないと思ったら、絶対に許さない派なので理解る。逆に許す奴等がどういう思考回路でそうなってるのか教えてほしい。
はなちゃん、しれーっと籍真さんの妻みたいなポジションに立ってたくせにこの後に別に一緒になるわけじゃなかったという。アルェー?
そして数十年後、孫も大きくなってきた透と夾が仲睦まじく暮らしている姿が垣間見える。年老いた2人の姿は流石にはっきりとは見えなかったが……。
今更ながらED映像の入りのカット、ちょっとずつ変わっていることに気付いた、どうも私です。
このEDは曲も映像も最高なんだけど、最終回で普通に映像を流すのはちょっとちがくない?曲は流して正解だけど、映像はやっぱり最終回専用にしてほしかったなぁ。むしろこの高屋さん描き下ろしを最後までとっておくべきだったと思うんだよねぇ。
数十年後のシーンはEDの後に入れた方が据わりが良くない?
最後に舞台化と透の両親のエピソードのアニメ化が告知された。舞台化はともかく、まさか本編に収まらなかった今日子さんと勝也さんの過去話を回収するとは……。
総評
そんなわけで長丁場で原作の最後まで走り切った『フルーツバスケット』、『1st Season』25話、『2nd season』25話、『The Final』13話の総計63話、これにて宴の終わり。
まさかここまで安定したクオリティできっちり最後まで走り抜けるとは思わなんだ。
登場人物達の真に迫った心情描写も原作以上に胸に響く仕上がりで。
原作の絵とは離れたキャラデザにしたのも間口が広がって良かったんじゃないかと思う。ってか新規読者ってどれくらい獲得出来たんだろうか。
少なくとも俺のTwitterのタイムラインでは殆ど話題になってなかったが……。
ほんと誰でも1人は共感出来るキャラがいると思うし、少女漫画っていう先入観を取っ払って原作でもアニメでも良いから触れてほしいタイトルですね。この先も語り継いでいきたい。
燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+
エピソードリンク
・第12話「がんばったね」
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